こんにちは、2024年から始まる新少額投資非課税制度(新NISA)の楽天証券の投資信託積み立て設定は13日午前8時から受け付けを開始しています。楽天証券でのつみたてNISAの積み立て設定は投資商品、金額ともに新NISAのつみたて投資枠に、一般NISAの積み立て設定はレバナスや毎月分配型投資信託など新NISA投資対象外商品を除き投資商品、金額ともに成長投資枠に引き継がれます。新NISAでの投資対象や金額を変更したり、つみたて枠、成長投資枠のどちらを活用するか、あるいは併用するかなどの設定変更は「積立予約サービス」を活用すると変更できます。
焦って枠を埋める必要は全くなし
新NISAは年間の投資上限額がつみたて枠120万円、成長投資枠240万円の計360万円(1カ月換算30万円)に大きく拡大します。生涯投資上限額1,800万円(つみたて枠のみで埋めても上限1,800万円、成長投資枠は例外で上限1,200万円に制限)を最速で埋めようとするならば、5年で埋まります。もちろん、リスク許容度の範囲内かつ余剰資金が有り余っているならば最速で埋めるのがおおむね合理的であるのは一切争いません。しかし、焦って枠を埋める必要は全くありません。「新NISA爆速最速5年RTA(笑)」に挑戦しても、リスク許容度の範囲内で自分のペースでじっくり投資を続けても、成長投資枠のみで投資をする「マゾ」としか思えない方法を選択しない限りは、みんな等しく最大1,800万円まで投資枠を使えます。焦って新NISAの投資枠を早く埋めようとし、リスク許容度の範囲を超えるリスク資産規模になって株価急落や暴落に耐えられなくなったら、本末転倒もこの上ないです。リスク許容度の範囲内で、リスク資産と無リスク資産の配分を守り、淡々と投資を続けることが大切だと思います。新NISAは期待リターンが高いリスク資産のみで運用し、期待リターンの小さい無リスク資産は課税口座で運用するのが鉄則です。なお、リスク資産は時価総額加重平均型かつ低コスト全世界株式インデックスファンド、無リスク資産は個人向け国債変動10年を想定しています。すぐに使う可能性があるお金(生活防衛資金)は預貯金に置きます。生活費の3か月~2年分は置いておいた方がいいと思います。
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楽天カードなどは受付期限に注意
楽天証券の新NISA積立予約サービスを活用し、2024年1月から新NISAでの積み立て投資をしたい場合、楽天カードや楽天キャッシュ決済、その他金融機関引き落とし(7日指定)で積み立てをする場合は12月12日まで予約を完了させる必要があります。その他金融機関引き落とし(24日指定)の場合は12月25日が期限です。一番期限が遅い楽天証券口座引き落としで12月28日18時までです。楽天証券口座引き落としならば期限を過ぎても2024年1月からの新NISA積み立て設定が可能ですが、楽天カードや楽天キャッシュ決済、その他金融機関引き落としは先述の期限を守らないと1月スタートができません。
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