こんにちは、楽天証券は６月買付分から楽天のクレジットカードを使った投資信託購入時のポイント還元率をアップさせます。13日発表しました。楽天証券によると、これまで購入額の0.2％だったポイント還元率を楽天カードは0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは１％に向上させます。なお、販売代行手数料年0.4%を超える投資信託の場合は従来通り還元率１％のままですが、この手数料水準で投資を検討する価値はとうてい見出し難いので気にしなくて大丈夫です。来年から年間、生涯ともに非課税投資上限額が拡充される新少額投資非課税制度（新NISA）導入を前に、楽天証券がサービスを向上させてきました。ありがたい限りです。
新NISAのつみたて投資枠全額がポイント還元対象
楽天証券は楽天クレジットカード積立に加え、楽天キャッシュによる積立も活用できます。楽天クレジットカード、楽天キャッシュともに月の投資上限額は５万円で、併用できますので計10万円です。月10万円はすなわち、新NISAのつみたて枠の１カ月当たりの投資上限額と同じです。新NISAの基本であり中軸となるつみたて枠を全額ポイント還元対象となるのは13日現在で楽天証券だけです。他の証券会社もクレジットカード積立による還元サービスを実施しているところもありますが、月５万円が上限です。なお、楽天キャッシュの還元率は購入額に対し0.5%で、銘柄による違いはありません。
ポイント狙いはほどほどでOK
証券会社のポイント還元はありがたいですが、あくまで投資家への還元サービスであり、証券会社から見たら販売促進費です。売買手数料や取り扱う投資信託の種類などといった証券会社根幹のサービスとは違います。あくまでおまけです。ポイント還元サービスほど頻繁にルールが変わる制度はありません。もらえたらラッキーぐらいの気持ちで、ほどほどでいいと思います。どうしても細かい差にこだわりたくて仕方ないという人以外はポイント還元狙いでガチになり、むきになる必要はありません。
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