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毎月と毎日積み立てに大差なし

楽天VTI表紙 株式投資の心構え
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 こんにちは、給与所得など毎月の収入から投資信託に積み立てていく場合、毎月積み立て投資が主流です。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)、インターネット証券会社の投資信託クレジットカード積み立てサービスはいずれも毎月積み立てを前提としています。一方で毎日積み立てサービスがある証券会社もあります。毎月積み立てと毎日積み立ての運用成績を試算した記事が日経電子版に掲載されていました。結果は毎月初が一番リターンが良く、以下毎日、毎月末の結果だったものの、僅差で一概にどちらが有利とは言い切れない水準でした。

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手間を考えたら毎月で問題なし

楽天VTI表紙

 日経電子版によると、つみたてNISA対象銘柄のうち、2018年の制度開始前から運用している投資信託を調査対象としました。2018年以降2022年7月まで積み立て投資を続け、2022年8月1日時点の累積リターンを計算しました。該当記事には海外先進国株や全世界株など主な対象ごとに純資産総額が大きい3本ずつが掲載されています。多くの投資信託の結果が毎月初>毎日>毎月末の結果でした。例えば、調査対象で純資産総額が最大級の楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の累積リターンは毎月初が54.0%、毎日が52.7%、毎月末が52.0%でした。最も高い毎月初と最も低い毎月末のリターンの差は2%です。50%を超えるリターンでこの程度の差ははっきり言って誤差です。加えて調査期間が4年半余りと短いため、さらに長期間検証してみないと分からない面もあると思います。期間中は好調な相場で月初よりも月末の方が株価が高い傾向にありました。長期の下落相場になった場合、どういった結果がでるのかも興味があります。とはいえ、毎日投資をする手間に加え、給与所得の体系や税制優遇制度などが毎月積み立てに向いている現状を考えれば毎月積み立てで全く問題ないと思います。筆者は投資方針と資産バランスを守った上で、給与所得に合わせて毎月積み立て投資をしています。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

日経電子版の該当記事です(該当記事は有料記事です)

積み立て投資「毎月」と「毎日」 運用成績に大差なし - 日本経済新聞
投資信託の積み立て投資では月に1度購入する「毎月積み立て」が定番だ。一方で、インターネット証券を中心に毎日購入する「毎日積み立て」というサービスもある。同じ投信を積み立てた場合、運用成績に差が付くのだろうか。積み立て投資は定期的に一定の金額...

 楽天証券は楽天VTIやeMAXIS Slim 米国株式、eMAXIS Slim 全世界株(オルカンと除く日本)などつみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託を豊富にそろえています。投資信託は楽天カードを活用した楽天キャッシュ積み立て、楽天カード積み立てによる投資が可能です。iDeCoも楽天VTIや楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天全世界株)などのつみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託が選べます。また、楽天・インデックス・バランス(楽天DC年金)といった低コストかつ株式、債券ともに時価総額通りに投資ができる低コストバランスファンドがあります。

 

 

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