こんにちは、でんです。6月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比でプラス9.1%で、40年半ぶりの高水準となりました。ガソリンや食料品の価格上昇は収まる気配を見えていません。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比プラス5.9%でした。新聞のインターネット版や通信社などが12日夜、報じました。S&P500指数は米東部時間12日午前10時45分現在、前日比マイナス0.3%と小幅な値下がり率となっています。インデックス投資家にとって投資方針に影響を与える話ではないと思います。
株式は長期的にはインフレに強い
CPIの上昇傾向やインフレが止まらなければ、連邦制度準備理事会(FRB)は利上げのペースを加速させるとアナリストや識者が指摘しています。連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%を超える1%の利上げ決断するかもしれないという声も聞こえてきます。確かに急速なインフレや利上げは短期的には株式にとってはマイナスに働くケースが多いです。しかし、株式は長期的には他の資産よりもインフレに強い資産とされます。米経済学博士のジェレミー・シーゲル氏の「株式投資」によると、1801年の1ドルがインフレを考慮した場合、2001年にはどこまで増減していたかを示しています。株式は75万ドル超と、長期債の1,083ドル、短期債の301ドル、金が1ドル95セント、預金が6セントを圧倒しました。全世界株や全米株、S&P500、先進国株のインデックス型投資信託に投資をしていれば、個別銘柄のリスクを分散投資をした上でインフレリスクに対応していると言えます。投資方針と資産配分を守り、淡々と全世界株などの低コストインデックス型投資信託に長期投資をしていれば、特に動く必要はないと考えます。
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