こんにちは、でんです。今年2022年は年初来から下落が続いており、S&P500指数や全米株価指数は高値から20%超安の弱気相場入りしています。もしかすれば、今想定されていないような株価にマイナス要因が出てきて高値から半値になる展開もないとは言えません。反対に今が底で急上昇に転じる可能性も、あるいは今ぐらいの低調な株価が続く展開もあり得ます。要は短期的な株価の値動きは分からないということです。さらに、全世界株や全米株、S&P500、先進国株は10年以上の長期ではこうした暴落や無数の弱気相場を乗り越えて、右肩上がりで上昇しています。売買タイミングが分からないのならば、落ち着いて投資方針と資産配分を守って淡々と投資を続けるのが賢明です。
絶望や恐怖に負けない
確かに高値から半値クラスの暴落はそうそうはないですが、長期間株式投資をしていれば一度はあると思った方が間違えありません。事実、2008年のリーマン・ショックの最大下落幅が高値から半値程度の暴落でした。筆者は今後、いつ来るかは全く分かりませんが一度以上は高値から半値になる暴落が来ると思っています。このクラスの暴落が来たら、今の雰囲気どころではありません。新聞やテレビは連日急落する株式市場の様子、有名企業の経営破綻や経営危機、決算での大型赤字といったニュースで埋め尽くされます。週刊誌やワイドショーは輪にかけて不安を煽ります。株式投資に関するツイッターの書き込みは阿鼻叫喚の空気になるのは想像に難くありません。株式市場や投資家の間で絶望や恐怖の感情が渦巻きます。しかし、株式市場はリーマン・ショックどころか、高値から90%近く時価総額を吹き飛ばした世界恐慌をも乗り越えて高値を更新してきました。不安に負けずに資産配分と投資方針を守り、投資を続けられた人だけが株価の急激な回復の恩恵を受けられました。さらに、常に株式は高値から半値になるかもしれないと想定し、仮に半値になったとしても投資が続けられる資産配分にしておくことが大切です。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今回を含め当ブログの記事は時価総額加重平均型の全世界株、全米株、S&P500、先進国の各株価指数に連動する低コストインデックスファンドと、個人向け国債変動10(または低コストの国内債券インデックスファンド、為替ヘッジ付き全世界債券のインデックスファンド、インターネット預金)に分散投資をしている投資家を想定した話です。
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