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悪い時だってあるさ

敗者のゲーム新書版株式・債券・現金収益率 株式投資の心構え
敗者のゲーム第8版より。株式は運用期間が長期になればなるほど含み損になる可能性が小さくなるが、資産額自体のブレ幅は大きくなるので、結果としてリスクは大きくなると言える
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 こんにちは、でんです。今年に入り全世界株や全米株、S&P500、先進国株の各指数は年初来よりも下落しています。円安ドル高になっているため円建てで見ると見えにくいですが、ドル建てで見れば今月に入り、年初来安値を再度更新している状況です。絶好調だった2021年からは打って変わった相場です。しかし、何も異常ではありません。人間と同じで、株式市場だっていい時もあれば悪い時もあります。今回は株式投資の考え方を緩めに書きます。気軽に読んでいただければ幸いです。

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下落相場も含めて長期投資

敗者のゲーム新書版株式・債券・現金収益率
敗者のゲーム第8版より

 全世界株や全米株、S&P500、先進国株は数十年単位ではインフレ調整後で保守的に見積もり年平均5~7%上昇し続けています。預金のように毎年5~7%ずつ上昇していくのではなく、年単位の揺れ幅は激しいです。絶好調の年はプラス50%にもなり得ますが、大きな暴落が来た年はマイナス50%を超えることだってあります。5~7%のプラスに収まる年の方がむしろ珍しいぐらいです。10年、15年、20年、30年…と投資を続けて、年平均5~7%の上昇幅に徐々に近づいていく可能性が高いという意味です。絶好調の年や上昇した年だけに投資をして、下落した年を避けるなんて虫のいいことはプロの投資家でもほぼ不可能なことです。個人投資家ができる可能性は天文学的な低確率と言わざるを得ません。上昇相場も下落相場も上下を繰り返す相場も淡々と資産配分を守り、毎月積み立て(一括)投資を長期間続けてこそ、報われる可能性がおおむね高まります。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。日々の値動きに惑わされず、皆様と一日でも長く株式市場に残り続けたいと思っています。

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