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米国株、乱高下…

S&P500ヒートマップ 株式投資の心構え
ほぼ全面安となっているS&P500指数のヒートマップ=5日午後
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 こんにちは、でんです。米国市場で株価が乱高下しています。4日のS&P500指数は4,300ポイント台に回復し、前日比3%の上昇でした。しかし、5日は前日までの上昇とは一転して急落しました。米東部時間午後0時20分現在、前日比3.6%超安の4,140ポイント台です。米10年国債利回り(長期金利)は3.7%超上昇し、3%台に突入しました。今後も不安定な相場が続く可能性があります。しかし、時価総額加重平均型の低コスト全世界株、全米株、S&P500、先進国株インデックスファンドに長期投資している人は、落ち着いて投資方針を守り続けることが大切です。

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FOMC後の株価の動き

S&P500ヒートマップ
ほぼ全面安となっているS&P500指数のヒートマップ=5日午後

 米連邦準備理事会(FRB)が4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で22年ぶりとなる0.5%の利上げを決めました。パウエル議長は記者会見で6、7月のFOMCでも0.5%の利上げ実施を示唆しました。アナリストの分析や報道によると、市場で織り込まれていた0.75%の利上げにパウエル議長が会見で慎重な姿勢を示したことが市場で好感されたとしています。事実、会見後に幅広い銘柄で買い注文が広がりました。しかし、5日は寄り付きからほぼ全ての銘柄で売り注文が広がり、ハイテク銘柄を中心に強く売り込まれています。ハイテク銘柄で構成されるNASDAQ100指数は5%安です。報道によると、FRBの金融引き締め路線を警戒した投資家の売りが改めて広がっているとしています。さらに、市場は短期売買の投資家が中心となり、不安定になっているとも述べています。

何も新情報はないのに…

 4日のFOMCでの利上げ決定やパウエル議長会見以降、株式市場に大きな影響を与えうる情報や新事実は確認されていません。4日の会見後に急上昇時も、5日の急落でも株式市場を取り巻く環境は特段大きく変化していません。報道の通り、短期売買の投資家が中心で市場が不安定なのかもしれません。もしかすると、投資家の心理が不安定になっており、売り買いが錯綜しているのかもしれません。色々書きましたが、5日の急落の理由は正直あってないようなものにも思えてきます。いずれにせよ、全世界株などのインデックスファンドに長期投資をしている投資家が気にしても仕方のない話です。筆者もブロガーでなかったら、おそらく読書をするか動画を見るかなどして完全スルーしていたと思います。10年、20年と時が経過していけば今の株価の値動きは極めて些細な問題になる可能性が高いです。全世界株や全米株、S&P500、先進国株は大暴落や戦争、無数の下落相場を盛り込んだ上で、長期ではインフレ調整後で年平均5~7%上昇しています。株式と債券(個人向け国債変動10やインターネット預金含む)の資産配分をしっかりと守って、毎月積み立て(一括)投資を淡々と続けていくことが大切です。株式市場の乱高下にはいつも通り平穏な気持ちで付き合いつつも、投資家の不安にまでは全く付き合う必要はありません。最後に、今回の乱高下も株式市場で当たり前にありうることです。何も異常でも非常事態でもありません。日常の一コマに過ぎません。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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