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S&P500指数、調整入り?

S&P500ヒートマップ20220124 株式投資の心構え
米国東部時間24日午後1時40分過ぎのS&P500指数銘柄のヒートマップ
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 こんにちは、でんです。24日の米国市場は先週末比よりも大幅に続落して取引を始めました。一時先週末比4%安にまで売り込まれました。米国東部時間午後1時40分現在で4,300ポイントを割り込み、先週末比2.5%安となっています。終値で4,300ポイント前後で推移すれば高値から10%超安となり、指標として調整相場入りとなります。しかし、米国株や全世界株、先進国株のインデックスファンドに長期投資をしている投資家は全く不安になる必要はありません。淡々とペースを守って投資を続けていくだけです。

※追記:米国東部時間24日午後3時ごろからに急速に値を戻し、終値は先週末比0.28%高で引けました。

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たとえ30%超えの暴落の一歩でも

S&P500ヒートマップ20220124
米国東部時間24日午後1時40分過ぎのS&P500指数銘柄のヒートマップ

 今回の下落が高値からマイナス10%程度で止まるか、マイナス30%超の暴落への一歩なのかは分かりません。たとえどちらだとしても、淡々と全米株価指数、S&P500指数、全世界株価指数、先進国株価指数に連動する低コストインデックスファンドにペースを変えずに毎月積み立て(あるいは一括)投資を続けて何も問題ありません。高値からマイナス10%超えの調整相場は最近のは分かるかもしれませんが、10年以上前になるとなかなかすぐに出てきません。株式市場の歴史を振り返ればよくあることで、何も驚く必要も恐れおののく必要もありません。リスク資産の変動に慣れていない初心者以外の投資家がこの程度の下落で不安になり、痛手になるのだとしたら厳しい言い方をすればリスクを取り過ぎている可能性があります。生活防衛資金を最低6カ月(できれば2年以上!)確保し、株式と債券(個人向け国債変動10、インターネット預金、ゴールド含む)のバランスを真剣に見直した方がいいです。

暴落や調整を乗り越えてきた

長期投資

 投資初心者は1月以降の株式市場の下落と変動に不安になっているかもしれません。気持ちは分かります。筆者自身も不安で何度もスマホで証券口座を開き、保有資産の値動きを見直したのを思い出します。しかし、こうした下落はよくあることです。年プラス二桁上昇が続いていたここ3年の株式市場が出来過ぎただけです。調整相場や暴落の一度や二度来ても全然おかしくはありません。思い出しておきたいことは、人間がより便利、快適に生活したいと願う気持ちを原動力としている資本主義は決してやわではありません。数えきれないぐらいあった調整相場はもちろん、高値から90%近く時価総額が吹き飛んだ世界恐慌、高値から半値になったリーマン・ショック、1カ月で30%急落した新型コロナショックなどの歴史的大暴落、二度の世界大戦、米ソ核戦争危機などを乗り越え、米国株や全世界株、先進国株はインフレ調整後で年平均プラス5~7%成長していました。今回の調整相場(あるいは暴落)もいつか乗り越え、最高値を更新し続けていくと思います。恐怖から急落時や暴落時にインデックスファンドを売ろうとするのは思いとどまり、保有し続けて毎月定額積み立て(または一括投資)を続けていくのが賢明です。恐怖に負けずに踏みとどまった人が急落や暴落直後に起きやすい急上昇相場をつかむことができます。ちなみに、下落が止まるタイミングや急上昇が始まるタイミングを読むのはプロの機関投資家でも困難です。個人投資家がとうていできるものではないと言っても過言ではありません。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今回はアップする記事を変更し、緊急で記事を書きました。筆者は皆様とともに一日でも長く株式市場に残り続けたいと願っています。

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