あけましておめでとうございます。でんです。2021年は当ブログを見て下さったり、温かい言葉をかけて下さったりしてありがとうございました。今年も長期、分散、低コストを基本とした全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動するインデックスファンド投資に関する考え方を中心に記事の更新を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。
今年の株式市場は…
2021年は全世界株や米国株、先進国株にとって絶好調の一年でした。世界中の機関投資家が指標としているS&P500指数は1年間で30%近く上昇しました。暴落はもちろん、直近高値から10%程度値を下げる調整局面らしい期間もありませんでした。おおむね右肩上がりで上昇を続けていました。歴史上の年平均リターンのプラス5~7%と比べても、記録的な好調相場の1年だったといえるでしょう。しかし、2022年は2021年のような絶好調な相場が続く可能性は極めて低いと思います。米国では量的緩和の縮小(テーパリング)が春までには終了し、年内に複数回の利上げが見込まれます。S&P500指数をけん引してきた成長株は株価収益率(PER=株価/1株当たりの純利益)が高い銘柄が多く、これらの高PER銘柄は利上げの局面では弱い傾向にあります。
どんな相場でも冷静に航路を守って
2022年のS&P500指数の値動きは弱いのではないかとみている専門家が多い印象です。過去の年平均リターンを下回るのはもちろん、場合によってはプラスマイナスゼロからマイナスになることもあり得るとみている人もいます。筆者自身も2021年のようなイージーモードにはなり得ないとみています。どこかで(タイミングは分かりません!)10%程度の下落といった調整局面はあるのではないかと思います。専門家の見立て通りに弱い相場になるか、あるいは2021年に続いて絶好調の相場が続くかは分かりません。どんな相場になろうと大切なことは、自分のリスク耐性をしっかりと認識した上で株式と債券(あるいは個人向け国債変動10、インターネット預金)のバランスを守った投資を続けることです。一括投資にせよ、積み立て投資にせよ、相場の上下や周囲の雰囲気に惑わされずに長期的目線で投資を続けていくのが有効だと思います。筆者も皆様とともに、航路を守った投資を続けていきたいです。
新年早々このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。皆様にとってよき一年になられるのを願っております。
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