こんにちは、でんです。米10年債利回り(長期金利)が1.67%程度にまで急騰しています。結果、米国では株価収益率(PER=株価/1株当たりの利益)が高いハイテク株やグロース株が売られる一方で、PERが比較的落ち着いた数値のオールド株やバリュー株は堅調に推移しています。しかし、全世界株などのインデックスファンドに長期投資をしている投資家は方針を守って淡々と積み立て投資や一括投資を続けて問題ありません。
インデックスファンドはガチホOK
長期金利は債券価格と正反対の動きをする関係にあるため、債券が売られると上昇し、債券が買われると下落します。長期金利が上昇すると将来生み出すと予想される利益を、現在価値に置き換えた数値が下落するため、将来の利益拡大が大きく期待されている高PER株ほど下落しやすくなります。個別株投資をする場合は四半期ごとの決算確認とともに超重要な指標とされています。しかし、全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動するインデックスファンドに投資する投資家の投資判断を変えるものではありません。これらの指数に連動するインデックスファンドは市場平均をとっています。グロース株が強い相場も、バリュー株が強い相場も、上昇する株の恩恵にあずかれます。そして20年以上の長期では投資期間が長くなればなるほど、年平均リターンがプラス数%から十数%に収束していきます。インデックスファンドは決算や長期金利を気にして売買を繰り返す必要はありません。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
コメント