こんにちは、でんです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)の投資信託で得ている投資家の推計累積リターンは6月末現在、平均20%強でした。4日付日経新聞朝刊で報道されました。制度が始まって3年半余りですが、まずまずの成績と言えると思います。大切なのは長期間続けていくことです。
運用長期ほど成績は良い
日経新聞の該当記事によると、つみたてNISA対象の純資産残高が大きい主要ファンドを対象に、保有者全員の課税口座を含めた購入以来の推計平均累積リターンも記されていました(ファンドそのものの累積リターンではありません)。1位と2位は設定が10年以上の投資信託で、それぞれ64%、50%でした。これらの投資信託の信託報酬は古い投資信託故かそれぞれ年0.5%台、年1.5%台と割高です。今多くの投資家に支持されている信託報酬年0.1%前後の全世界株価指数、S&P500指数、全米株価指数、先進国株価指数(日本除く)に連動する投資信託は設定が最近のため、上位には入っていないとのことです。このことからいかに長期間運用することが有効かが示されています。これらの低コストの投資信託は長期間の運用になればかなり良好な成績を収めると推定されます。暴落や調整局面で累積リターンが一時的にマイナスになることもあるかもしれません。しかし、米国株全体や全世界株全体では20年以上の長期では累積リターンがプラスになっています。年平均リターンもプラス数%からプラス十数%に収束していきます。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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