スポンサーリンク

全世界株インデックスファンドの弱点

対決 株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、でんです。株式投資で教科書的な最適解として世界の時価総額比例配分型の全世界株インデックスファンドが挙げられます。その時々の時価総額に応じた配分になるよう、ファンド内でリバランスされます。当ブログも株式投資の主軸になると考えています。果たして弱点はあるのでしょうか。

スポンサーリンク

減点法で考えたら最強です

 全世界株インデックスファンドの特性として、各国や各地域の株価指数と比較し、1年から10年単位など特定の期間の一番のリターンになりにくい特徴があります。全世界株は時価総額に応じ、世界中で上場されている株式の85%~ほぼ100%をカバーします。相対的にリターンの調子の悪い国や地域の銘柄を含むため、どうしてもリターンが優れる国や地域の株価指数には劣ります。例えば直近10年は米国S&P500や全米株価指数が圧倒的なリターンをたたき出しました。米国ハイテク株価指数のNASDAQ100はさらに上を行っています。しかし、逆に言えば一番悪いリターンにもなりにくいということです。直近10年では新興国株が比較的さえず、今年春以降は日本株が苦しいです。全世界株は調子のいいリターンを出している国や地域の銘柄が調子の悪い国や地域の銘柄をカバーします。そして時価総額比例配分型ならば、調子のいい国や地域の銘柄の比率が自動的に上がり、調子の悪い国や地域の銘柄の比率が自動的に下がります。しかも、米ドルだけでなく、ユーロ、英ポンド、日本円、人民元、トルコリラなど様々な通貨建てに分散されます。その時々で市場の評価に応じたバランスのいい配分になるともいえます。加点法で考えたらもしかしたら一番にはならないかもしれませんが、減点法で考えたら一番です。他の国や地域の株価指数に連動するファンドよりも減点のポイントが少ないです。はっきり言って、弱点が一番少なく、減点法で考えたら最強でしょう。

対決

筆者個人の本音は…

 全世界株インデックスファンドが一番弱点が少なく、教科書的にも最適な投資先と思います。本音を言えば、全世界株価指数、全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数ならばどれを選んでも正解だと思います。時価総額に占める割合が小さい東証株価指数(TOPIX)や日経平均、新興国株価指数、その他業種別指数に30~40%以上の配分とか極端な運用をしない限りは、おおむね問題ないと思います。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。全世界株インデックスファンドって本当に隙がありません(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました