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経費率の差

経費率の差グラフ まとめ
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 こんにちは、でんです。当ブログでは米国株と全世界株のインデックスファンドに20年以上の長期投資を勧めています。売買手数料無料で信託報酬(経費率)が安い投資信託を選ぶように言ってきました。今回は経費率の違いが長期間でどれだけの差になるのかを考えたいと思います。

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積み立て投資の場合

経費率の差グラフ
信託報酬の差で発生する純資産総額の違いを示したグラフ(PayPay銀行ホームページより)
経費率の差表
信託報酬の差による運用結果の違いを示した一覧表(PayPay銀行ホームページより)

 信託報酬が年0.225%と年0.710%の投資信託にそれぞれ毎月1万円で投資し、米国株や全世界株インデックスファンドの平均的な結果である年5%の利回りで運用した場合で考えます。信託報酬の差は0.485%です。運用結果の差は1年では1,000円の違いしかありません。しかし、10年では3万9,000円に拡大します。20年が経過すると21万5,000円に拡大します。運用期間が長くなればなるほど、差は大きく拡大していきます。ちなみに、20年運用した際の元本は240万円です。信託報酬年0.225%の投資信託の運用総額は400万5,000円になります。一方で信託報酬年0.710%の投資信託の運用総額は379万円です。※購入時手数料、分配金、分配金再投資、税金は考慮していません。数値は概数です。

一括投資の場合

 信託報酬が年0.2%と年1.5%の投資信託に、それぞれ100万円を一括投資した場合を示します。信託報酬差は1.3%です。残念ながら20年終了付近に歴史的な大暴落があり、利回りは年0%で終わったとします※100年に1回あるかどうかの最悪な運用結果の想定です。信託報酬年0.2%の投資信託は信託報酬を引いた運用総額が96万700円であるのに対し、信託報酬年1.5%の投資信託の運用総額は73万9,100です。信託報酬の差で22万1,600円差がつきます。運用が仮にうまくいっていればもっと大きな差がつきます。※購入時手数料、分配金、分配金再投資、税金は考慮していません。数値は概数です。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さりありがとうございました。経費率の差は運用期間が長期になればなるほど、運用がうまくいけばいくほど大きくなります。

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