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銀行で買っていい投信

つみたて先進国株式表紙 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。長期、分散、低コストを念頭に全世界株、全米株、S&P500、先進国株のインデックスファンドに投資を続けるのが基本です。楽天証券やSBI証券、マネックス証券といったインターネット証券ならば、これら基軸株価指数に連動する積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象の低コストインデックスファンドが豊富にそろっています。しかし、銀行やゆうちょ銀行、信金では全世界株や全米株、S&P500連動型はないケースがほとんどです。付き合いなどでどうしても地元銀行や信金で投資信託を運用したい場合、可能な限りコストが安い先進国株インデックスファンドを探すのが現実的です。つみたて先進国株式(つみたて先進国)あたりがあれば筋がいいです。

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許容できる手数料

つみたて先進国特色
つみたて先進国運用実績
つみたて先進国手数料

 つみたて先進国は三菱UFJ国際投信(三菱AM)が出している先進国株価指数(MSCIコクサイ)に連動するインデックスファンドです。維持管理費(信託報酬)は年0.22%で売買手数料や信託報酬はかかりません。インターネット証券口座ではより信託報酬の安いインデックスファンドがありますが、銀行で買えるインデックスファンドでは最安値水準で及第点と言えます。主要つみたてNISA対象インデックスファンド同様、設定以来分配金を出さずにファンド内で配当を再投資しているため、国内配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用をしています。純資産総額は600億円を超え、かつ右肩上がりで成長しているので規模面でも流出入度合いの面でも合格です。1本で米国や欧州、北米、オセアニアの企業の株式を時価総額通りに投資をしています。米国が70%超を占めます。組み入れ上位10銘柄は全て米国企業です。ちなみに、三菱AMが出している業界最低コスト水準のインデックスファンドシリーズeMAXIS Slim 先進国株式インデックス(Slim先進国)とマザーファンドを共有しています。Slim先進国の信託報酬は年0.1023%です。つみたて先進国同様に売買手数料や信託財産留保額はかからず、設定以来分配金を出さずにファンド内で配当再投資をしています。純資産総額は3,000億円を超えています。

ネット限定やつみたてNISA限定が多い

つみたて先進国株式表紙

 つみたて先進国は銀行で買える投資信託としては、ほぼベターなインデックスファンドです。いい商品だと思います。銀行でのみ投資信託を運用し、つみたてNISA口座も作った場合にはつみたて先進国が第一選択肢になるケースは多いと思います。ただし、インターネット取引限定やつみたてNISA口座限定であるケースが多いようです。さらに、銀行の営業担当者はつみたて先進国のような低コストインデックスファンドを紹介したがらず、投資信託一覧でも下の方に目立たない場所にある場合が多いです。高手数料投資信託を売りたがったり、ぼったくり投資信託を扱いやすい一般NISAをごり押ししたりしてくる営業担当者も少なくありません。筆者の知人も銀行でつみたてNISAを開設しようとしたら、言葉巧みに一般NISAにされ、高手数料投資信託をつかまされました。銀行の一般NISAにメリットは皆無です。数少ない一般NISAを開設する理由になり得る上場投資信託(ETF)への投資ができないからです。自分でつみたてNISA口座を選択して開設し、ぼったくり投資信託の山からつみたて先進国を探すぐらいの気持ちが必要です。さらに言えば、インターネット証券口座で買えるeMAXIS Slimシリーズや楽天・バンガードシリーズの全世界株、全米株、S&P500、先進国株インデックスファンドが手数料面や純資産総額の面でも完全に上位互換です。できるならば、こうした低コスト優良インデックスファンドに投資をできる楽天証券、SBI証券、マネックス証券にしたほうがいいと考えます。

投資者保護基金の対象外

 ETFを含む投資信託の財産は、信託銀行で信託銀行自身の財産と分別管理されています。販売会社、運用会社、信託銀行のいずれかが破綻しても、投資信託の財産は保全されます。ただ、銀行で扱う投資信託は証券会社で販売している投資信託と異なり、投資者保護基金(上限1,000万円)の対象とはなりません。また、投資信託は預金や保険契約ではないため、預金保険機構や保険契約者保護機構による保護の対象にはなりません。証券会社以外で投資信託を購入する場合は知っておいた方がいいと思います。

 このブログに来て下さり、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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