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米、ゼロ金利解除

米国国旗 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。米連邦準備理事会(FRB)は16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で短期金利の指標であるフェデラルファンド金利(政策金利)の誘導目標を年0.25~0.50%に引き上げると発表しました。新型コロナウイルス感染拡大による経済危機を受け導入したゼロ金利を2年ぶりに解除します。日米の複数の新聞社や通信社が電子版で報じました。ゼロ金利解除発表後、一時売られる場面もありましたが、主要3指数は大きく上昇しました。S&P500指数は前日比2.24%高、NASDAQ100指数は3.70%高、ダウ平均は1.55%高で引けました。今後株価は反転上昇が続くのか、再度下落するのかは分かりませんが、全世界株などの低コストインデックスファンドに長期投資をしているならば、方針を守った投資を続けて問題ありません。

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2022年は0.25%利上げ7回

敗者のゲーム新書版・長期複利
敗者のゲーム第8版より

 報道によると、FOMCは正副議長や理事、地区連銀総裁ら参加者16人が中期の経済・政策見通しを示し、2022年中は計7回利上げをするとの予想が中央値となりました。同年中は3月を含めて7回のFOMC開催が予定されており、中央値通りならば毎回連続で利上げとなります。パウエル議長は会合後に記者会見し、「政策金利の誘導目標の継続的な引き上げが適切」と表明した上で「米景気が後退する可能性は特に高まっていない」と認識を示しました。ロシアのウクライナへの軍事侵攻に対しFOMCは声明で「莫大な人的・経済的被害をもたらしている。短期的にはさらなる物価上昇圧力を生みかねない」と経済活動の重荷となる可能性を指摘しました。FOMCの利上げ発表を受け、ドル円レートは円安ドル高が進み、一時119円台をつけました。日米の金利差拡大を意識したとみられます。

方針を守って

SPX長期チャート2022.2.14取引前
S&P500指数の過去150年チャート。歴史的な大暴落や二度の世界大戦などを乗り越え右肩上がりで成長している 引用元:
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 米国で利上げ開始後、FRBの保有資産を減らす量的引き締め(QT)を始めます。QTの開始時期についてパウエル議長は「早ければ次回5月の会合で計画を決定する」と明らかにしました。今後、QTを意識して株価が再度下落するのか、あるいはいずれも織り込み済などとして反転上昇していくのかは分かりません。機関投資家の間でも見方は分かれています。いずれにしても、量的緩和(QE)が終了してQTが始まれば、ちょっとしたところで株価は下落しやすくなる傾向にあります。ただし、一時的に下落したとしても全世界や全米、S&P500、先進国の各株価指数は長期的には右肩上がりで成長してきています。短期的な値動きや株式市場の雰囲気に惑わされず、方針を守ってこれらの株価指数に連動するインデックスファンドに投資を続けていくのが極めて報われやすいです。

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東北南部震源の地震

 16日午後11時36分ごろ、宮城県と福島県で最大震度6強の地震がありました。前後に強い余震もありました。震源地は福島県沖で地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定されています。揺れの強い地震があった場合は1~2週間程度、強い地震に注意してください。特に今後2~3日程度は規模の大きな地震が発生する可能性が十分にあります。報道によると、宮城、福島両県などを中心に広範囲で停電が発生しているようです。皆様の無事を心より祈ります。

誠也、カブスと合意

 プロ野球広島カープからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指している鈴木誠也選手は15日、カブスと5年総額8,500万ドル(約100億4,900万円)で基本合意したと日米複数のメディアが報じました。パドレスと合意間近と日本の一部スポーツ紙で報じられましたが、鈴木選手はパドレスとの合意間近の報道を自身の会員制交流サイト(SNS)で否定していました。大リーグの移籍先が固まってひと安心です。カープ及び侍ジャパン4番の力を本場で発揮してほしいです。

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