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米国市場下落ですが…

株式投資 株式投資の心構え
ジェレミー・シーゲル著「株式投資」より
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 こんにちは、でんです。29日の米国市場はニューヨーク現地時間午後0時半現在、S&P500指数が1.9%安、NASDAQ100指数が2.6%安、ダウ平均が1.5%安付近で推移しています。米10年債利回り(長期金利)が引き続き上昇し、株安の圧力が働いたためと報道されています。株価収益率(PER=株価/1株当たりの純利益)が高い傾向にあるハイテク銘柄ほど下落しているため、こうした銘柄を多く含むNASDAQ100指数の下落幅が大きくなっています。しかし、正直言ってこの程度の株安はよくあることです。どんな好調相場の年でも必ずあると言って過言ではありません。

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航路を守って

株式投資
ジェレミー・シーゲル著「株式投資」より

 米国の長期金利が上昇している要因は今年晩秋から冬にかけて量的緩和の縮小(テーパリング)が始まるとの観測が広がっているからです。量的緩和はいつか縮小しなければなりません。株価回復後には必ず通る道です。もしかすると、一時的に高値から10%以上の下落につながるかもしれません。可能性は低いとは思いますが、他の突発的な悪材料が重なって30%以上の暴落がないとはいえません。たとえ、調整や暴落が来たとしても、全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数などの世界の時価総額を広くカバーするインデックスファンドに長期投資している投資家は、何ら投資方針を変える必要はありません。これらの株価指数はテーパリングはもちろん、数えきれないぐらいの調整相場、歴史に残る暴落を乗り越え、20年を超える長期では右肩上がりで成長してきました。自分のリスク耐性をしっかりと確認し、航路を守って毎月積み立て(または一括投資)を続けるのが最適だと思います。

 

 

 

 

 

暴落を必要以上に恐れない

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。適正なリスクをとってインデックスファンドに長期投資をしている投資家にとって、暴落は必要以上に恐れる必要はありません。とはいえ、株式投資を始めた人にとってはわずかの期間で投資資産の1割以上が溶けていくのは怖いと思います。事実、筆者も生まれて初めて株式投資をしたら一週間で株式資産の15%近くを失いました。足が震えました。そんな時支えになったのは、株式投資の名著や良書でした。当ブログやTwitterで紹介している本は筆者自身が実際に読んだ宝物の本の一部です。加えて、当ブログでも微力ながらインデックスファンドに長期投資する皆様を後押しする発信をしていきたいです。

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