スポンサーリンク

続けることが大切

株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、でんです。株式投資で大切なことは続けることです。デイトレーダーのように相場を見て売買を繰り返し続けるという意味では決してなく、低コストの米国株や全世界株のインデックスファンドへの20年以上長期投資を続けることです。積み立て投資にせよ、一括投資にせよ、得られる分配金を再投資し、複利運用をしていきます。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックス型投資信託ならばほとんどが分配金を出さずにファンド内で自動再投資しているため、配当課税を繰り延べる形で効率的に複利運用できます。

スポンサーリンク

長期になればなるほど有利

 運用期間は長期になればなるほど有利です。例えば、毎月5万円ずつ20年間積み立て投資を続ければ年平均リターン6.7%で元本1,200万円が2,500万円余になります。同じ積み立て額・平均リターンで30年積み立て投資を続ければ元本1,800万円に対し、5,780万円余に、40年間続ければ元本2,400万円に対し1億2,000万円余になります。手数料や配当再投資は考慮していませんが、つみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託ならば、手数料のマイナス分よりも配当再投資分のプラス分が大きくなると推定されます。ちなみに、元本と年平均リターンなど条件が同じならば積み立て投資よりも一括投資の方が理論上有利です。例えば、元本1,200万円を20年間一括投資し同じ年平均リターンだったならば、4,390万円余となります。毎月5万円を20年間積み立てた場合より、同じ元本でも資産が大きくなります。とは言え、まとまった資金を一括投資できる人は限られます。多くの現役世代にとっては、毎月の収入から支出を差し引いた余裕資金から毎月積み立てていくのが現実的でしょう。一定期間運用益や配当課税が非課税となるつみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)も、毎月積み立てを後押しする制度になっています。これらの制度は、一括投資をする場合でも毎月追加投資する形で活用していきたいです。

 

 

敗者のゲーム [ チャールズ・エリス ]

価格:1,870円
(2021/6/24 07:05時点)
感想(16件)

インデックス投資は勝者のゲーム 株式市場から利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ) [ ジョン・C・ボーグル ]

価格:1,980円
(2021/6/24 07:05時点)
感想(5件)

リターンは一定ではない

敗者のゲーム
チャールズ・エリス著「敗者のゲーム 原著第6版」より

 一つ強調しますが、株式の年平均リターンは定期預金などのように一定ではないということです。1年単位では50%上昇することもあれば、反対に50%下落することもあります。加えて歴史上、暴落は何度も起きました。2020年の新型コロナショックでは、1カ月で高値から30%以上下落しました。2008年のリーマンショック時には高値から60%近く暴落しました。1920年代の世界恐慌では高値から90%近くが吹き飛びました。これらの大暴落を乗り越え、米国株や全世界株は年平均7%近くのリターンを出してきています。株式の年平均リターンは長期になればなるほどプラスの範囲で落ち着きます。いかに日々の値動きや調整局面に惑わされず、暴落時に恐怖から投げ売りしないかが大切です。逆に好調な相場で下落を予測して売却するのも禁物です。その後の一層の上昇を取り逃がしてしまう可能性が大きいです。仮に予測が当たり下落したとしても、買い戻しに有利な底を当てるのも相当難しいです。そもそも相場を読むのは、プロでも困難です。

 

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。貯蓄で賄えないぐらいまとまったお金が必要になったときは、相場に関係なく投資してきたインデックスファンドを売却です。人生で必要になった時が一番かつ最高の売り時です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました