上場投資信託(ETF)を除く国内公募追加型株式投資信託は2月末、純資産総額ランキングの首位が2023年2月以来、3年ぶりに入れ替わりました。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)が初めて月末ベースで首位に立ちました。なお、執筆時点ではeMAXIS Slim 米国株式(スリムS&P500)が首位を奪回しています。2000年以降に連続で純資産総額トップだった期間(月末ベース)を比較する日経電子版の記事が掲載されました。記事によると、スリムS&P500の首位期間は36カ月で2位でした。なお、1位はかつて大人気を集め、12年間も純資産総額首位を守り続けたあの毎月分配型投資信託です。毎月分配型投資信託の中では上澄み中の上澄みといってもいいかもしれませんが、まごうことなき「◯◯(自主規制)」投資信託に他なりません(苦笑)保有を検討する価値さえも、毎月分配型投資信託の時点でありません。
グロソブ147カ月
詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。記事によると、グローバル・ソブリン・オープン 毎月決算型(グロソブ)の147カ月(2002年1月〜2014年3月)が圧倒的に最長でした。記事にある通り、グロソブは1997年12月に設定され、先進国の国債や政府機関債に投資する投資信託です。毎月分配型ブームの先駆けとして個人投資家から人気を集め、12年以上にわたり純資産総額最大の投資信託でした。最盛期には6兆円に近い水準まで純資産総額が膨らみましたが、足元は2026年2月末時点で約2,500億円に減少しています。記事に記載されている純資産総額首位期間が上位6投資信託の中で、毎月分配型はグロソブを含めて4本になります。この点からも、近年は「長期分散低コスト」を満たす真っ当な投資信託が評価されるようになりましたが、かつては毎月分配型投資信託ばかりが人気があったことが伺えます。最近の純資産総額ランキングでも以前よりも減っているものの、毎月分配型はしつこく一定の人気を集めています。

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