上場投資信託(ETF)を除く国内公募型株式投資信託の純流入額は9月、5カ月ぶりに1兆円を超えました。日経電子版が報じました。報道によると、QUICK投信分析評価サービスの算定で9月の流入額は1兆3,025億円と2カ月連続で増加しました。前月比で約6,000億円増えたと報じています。世界的な株高と円安の進行で海外株式に投資する投資信託のリターンが改善し、少額投資非課税制度(NISA)を通じた個人投資家の買いが戻ってきていると分析しています。市場に左右されることなく、自分の受け入れられるリスクと資産バランス、状況に合った運用を続けていくのを心がけるのが得策だと思います。
オルカンが首位だが…

投資信託、流入額1兆円超える 株高・円安で5カ月ぶり - 日本経済新聞
投資信託への資金流入が回復してきた。9月の公募型投信(除く上場投資信託=ETF)の純流入額(購入から解約などを引いた額)は1兆3025億円と2カ月連続で増加した。世界的な株高と円安の進行で海外株に投資する投信のリターンが改善し、新しいNIS...
詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。報道によると、個別投資信託の流入額首位はeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)で2,051億円でした。モーニングスター・ジャパンの元利大輔マネジャーリサーチ部長による「世界株や米国株の指数に連動する投信への流入が回復した」という見解が引用されています。流入額の2位は理解不能な人気を集め続けている謎の高コスト毎月分配型投資信託でした。同じく毎月分配型で人気の高コスト投資信託が今春に一時無配になって以降、毎月分配型の需要を取り込んでいると分析しています。資産形成期であろうと、取り崩し期であろうと毎月分配型投資信託は全く必要ありません。分配金を得ながら運用したいならば、ネット証券会社の定率や定額売却シリーズを活用すれば済む話です。なお、私個人は必要な時に必要な分を取り崩していく派です。
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