こんにちは、個人型確定拠出年金(iDeCo)加入者のうち、12月から掛け金上限額が月12,000円から20,000円に引き上げとなる確定給付企業年金(DB)加入の会社員、公務員らは千数百万人にのぼります。16日付日経朝刊で報じられました。さらに12月からはiDeCo加入時の手続きが大幅に簡素化されます。これまで必要だった事業主証明が廃止になり、勤務先に申請する必要がなくなりました。システム改革で国民基金連合会が確定拠出年金(DC)やDBの掛け金を自動で把握できるようになったからです。iDeCoも少しずつですが、使いやすい制度になってきていると思います。
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掛け金増の効果は大きい
会社員、iDeCo増額生かす 千数百万人が月2万円に - 日本経済新聞
税制優遇を受けながら老後資金を作る個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)。会社員の一部や公務員の掛け金の上限額が上がる。従来月1.2万円だったが、12月から2万円になる。対象者は千数百万人だ。掛け金を増やせば受給額も大きくしやすいため、忘...
詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください(有料会員限定記事)。記事によると、掛け金増の効果は大きいです。記事では税率20%の人を例にしています。月12,000円の掛け金で20年間iDeCoに加入し、年4%で運用できれば元本と運用益、掛け金の節税効果の合計は約500万円。しかし、月2万円ならば合計額は約830万円と約7割増となると明かしています。ただ、少数ですがDBの掛け金が大きかったり、DBとDCの掛け金合計が大きかったりしたらiDeCoの掛け金上限額が2万円を切ったり、全く拠出できなくなったりする人も一部の大企業などで出ます。
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