こんにちは、27日の自民党総裁選で、1回目の投票は党内で最も右寄りといわれている高市早苗氏が1位、長く「党内野党」で党内では比較的左派(一般には中道右派)とされている石破茂氏が2位に入り決選投票になりました。報道によると、安倍晋三元首相を崇拝し、金融緩和路線を支持して利上げに否定的な高市氏の首相就任に市場の期待感が高まり日経平均は大きく上昇し、前日比2.32%高で引けました。円相場も前日比1円以上の円安ドル高となりました。取引時間終了後に判明した決選投票の結果、石破氏が逆転して総裁に選出されました。報道によると、金融所得課税強化や法人税引き上げを示唆した石破氏への警戒感から夜間取引の日経平均先物は大幅反落し、5.62%安となりました。円相場も一気に3円以上に円高ドル安に振れました。まさに、「高市バズーカ」のち「石破ショック」といったところです。週明けの日経平均は大幅反落するかもしれません。円高で米国株式など外国株式の円評価額が下がるかもしれません。それでも、10年後振り返れば、大した違いはないと思います。
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投資方針に変わりなし
自民党総裁選の結果についての詳しい当ブログの見解は避けたいと思います。報道によると、決選投票で高市氏の極右ともとられかねない言動を忌避する動きが広がり、石破氏の逆転につながったのではないかとみられています。石破氏は決選投票で、1回目投票3位で議員票トップの小泉進次郎氏の事実上の後見人の菅義偉前首相と、岸田文雄首相の支持を取り付けたと報じられています。高市氏は、石破氏を嫌う麻生太郎元首相の支持を取り付けたとされていますが、逆転を許しました。今回の総裁選を巡り株価や円相場が乱高下しましたが、投資方針に何ら変わりはありません。リスク許容度の範囲内で時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドに投資し、個人向け国債変動10年などとの無リスク資産との配分を守っていきたいです。
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