こんにちは、経済評論家山崎元氏は「お金持ちなのに貧乏くさくなってしまう。どうしたら解決できる?」という楽天証券コラムサイト「トウシル」読者からの問いに対し、「お金を貯めることよりも、お金を増やすことよりも、お金を使うことが楽しい。これが正常な状態でしょう」と回答していました。トウシルに掲載されました。相変わらず、遠慮なしにはっきり言い切っています(笑)交流サイト(SNS)でも徹底した節約と蓄財そのものに強い快感を感じ、資産の取り崩しをものすごく嫌がっている人をたまに見かけます。個性と嗜好(しこう)の部分なので自由だとは思いますが、私個人はお金を貯めたり、必要に応じて節約したり、インデックス投資など資産運用したりするのは、ストレスなく使うためだと思っているので、山崎氏の意見はしっくりきます。
楽しく使う
投資の該当記事リンク
山崎氏の詳しい話はトウシルの該当リンクからご覧ください。山崎氏は、貯めたり、増やしたりした方が楽しい、さらにそうしないと不安だというのは、経済学者マルクスの用語のいうところの「貨幣の物神性」に取りつかれた残念な人間の状態とした上で、「治療」が必要だとしています。書籍「DIE WITH ZERO」の内容を紹介し、山崎氏の見解を述べています。書籍の内容におおむね賛同しながらも「日常が大事なので、日常がくすんで見えるようなコントラストを人生に求めていない」と語っています。友人と大いに楽しんでお金を使うのが、最も手っ取り早い気がするとしています。なお、お金の増やし方の話を書くより、今回の記事執筆はずっと楽しかったと付記しています。お金は価値の交換手段にすぎません。私もインデックス投資をしていますが、お金を貯めたり、節約したりすることそのものを目的とする生活を送りたくありません。友人らと楽しい時間を過ごし、お金を使うのがすごく楽しいです。すごくしっくりくるコラムでした。
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