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MRF、利回り復活上昇

国内MRF、利回り復活上昇 株式投資の心構え
イメージはChatGPTで生成
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 信用力の高い満期1年未満の無担保約束手形(コマーシャル・ペーパー、CP)や金融機関同士の短期資金を貸借するコール・ローンで運用する公社債投資信託(MRF)の利回りが上昇しています。日銀がマイナス金利を解除した2024年3月以降、政策金利(短期金利)が上昇に転じたのに連動したからです。日経電子版が報道しました。報道によると、現在運用中の12本のMRFは8月末現在、利回りがメガバンクなど一般的な銀行の普通預金の利回り年0.200%程度よりも全て上回っているとしています。純資産総額約7兆円と最大の野村MRFは8月末時点の利回り(過去7日間の平均・年率換算)が0.313%だったと述べています。利回り首位は楽天・マネーファンド(楽天MRF)の年0.463%だったと明かしています(ただし、楽天MRFに限り証券口座に入金しても自動買付とはならないです。株式や投資信託、債券の購入資金に自動で充てることもできないです)。MRFは元本割れが一度もなく、運用資産の安全度の高さなどから普通預貯金同様の安全資産とみなされています。解約の当日もしくは翌営業日(時間帯によっては翌々営業日)には現金を普通預貯金口座に戻すことができます。短期間の解約によるペナルティーもなく、短期的な資金の置き場として有力な選択肢の一つになると思います。

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純資産総額は過去最大

MRFの利回り上昇、残高も過去最高に - 日本経済新聞
短期の公社債など安全性の高い資産で運用するマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の利回りが上昇している。日銀がマイナス金利政策を解除した2024年3月以降、短期金融市場の金利が上向きに転じたためだ。MRFは証券口座の待機資金の受け皿として主に...

 詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください(有料会員限定記事)。日経電子版に会員登録すれば条件によって、月1本もしくは10本無料で読むことができます。報道によると、MRF12本の純資産総額合計は8月末時点で16兆円超に上り、月末ベースでの過去最高を更新したと記しています。世界的な株高が続く中で株式や投資信託への利益確定による売りが膨らみ、MRFが待機資金の受け皿になったことが純資産総額増加の主な要因になったと分析しています。そこに利回り商品としての魅力向上も加わり、MRFの存在価値が一段と高まっているとみているといいます。MRFは2026年早期にも復活見通しであると報道された国内マネー・マーケット・ファンド(MMF)、個人向け国債変動10年とともに、無リスク資産の置き場として選択肢の一つになりそうです。

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