アセットマネジメントOne(アセマネOne)は10月9日から東証株価指数(TOPIX)、日経平均に連動する上場投資信託(ETF)の運用管理費用(信託報酬)を引き下げると発表しました。現行の信託報酬はOne ETF トピックス(1473)が年0.0858%で、One ETF 日経225(1369)が年0.1705%ですが、いずれも年0.0495%以下に引き下げます。日経電子版によると、いずれも業界最低水準となります。全世界株式インデックスファンドは非上場投資信託の方が信託報酬が安い「逆転現象」が起きていますが、TOPIXや日経平均といった日本株式のインデックスファンドはETFの方が明確に安い傾向にあります。
純資産総額に応じて信託報酬引き下げ
https://www.am-one.co.jp/pdf/report/15426/oshirase_20250602.pdf

アセットマネジメントOne、ETF手数料引き下げ 業界最低水準に - 日本経済新聞
アセットマネジメントOneは2日、10月から日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)に連動する上場投資信託(ETF)の信託報酬を引き下げると発表した。現行の信託報酬はそれぞれ年0.1705%と年0.0858%で、どちらも年0.0495%以下...
日経電子版によると、当該ETFの信託報酬を引き下げるのは今回が初めてといいます。アセマネOneによると、新たに純資産総額に応じて信託報酬が下がる料金体系を導入します。1473は年0.0275%~0.0495%、1369は年0.0319〜0.0495%の間で変動する仕組みとなります。1473は純資産総額5兆円超の部分が年0.0275%となり、1369は純資産総額10兆円超の部分が年0.0319%となります。詳しい信託報酬の配分はアセマネOneの公開資料をご覧ください。思い切った引き下げを評価したいと思います。
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