こんにちは、リスク許容度の範囲内でリスク資産と無リスク資産の配分を守った投資を続けていくインデックス投資は、リスク資産も、無リスク資産もシンプルに運用するのが合理的です。リスク資産は「長期分散低コスト」を大原則とし、低コストの時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド1本で事足ります。可能な限り個人型確定拠出年金(iDeCo)、少額投資非課税制度(NISA)を活用したいです。無リスク資産は個人向け国債変動10(変動10)か普通預貯金だけでよく、あえて無リスク資産を投資信託で運用しようとか考えなくていいです。「投資信託は複数保有すべき」「不動産投資信託(REIT)も入れて」「年金運用を参考にバランスファンドで運用」「年齢で株式の割合が変動するターゲット・イヤー型にすべき」とか言ってくる専門家やインフルエンサーを見かけますが、はっきり言って気にせずスルーしていいです。
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シンプルかつ低コスト


リスク資産と無リスク資産の配分調整に、バランスファンドやREIT、ゴールド投資信託、債券投資信託(特に外国債券)は原則必要ありません。これらを使うと配分調整が複雑になるばかりでなく、余計な保有コストが発生します。リスク資産は低コスト時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド、無リスク資産は個人向け国債変動10年または普通預貯金ですと、保有コストはリスク資産にしか発生せず、売買コストも掛かりません。投資信託を1本しか持っておらず、その1本が全世界株式インデックスファンドであることだけを取り上げ「リスクの取りすぎ。分散投資ができていない」というのは表面的な部分しか見ておらず、的が外れています。リスク許容度の範囲内でリスク資産と無リスク資産の配分を守っており、無リスク資産を保有していれば何も問題がなく、立派な分散投資ができています。ちなみに、外貨建てMMFだとうろ、格付けの高い先進国国債だろうと、極めて安全な預貯金だろうと、外貨建ての時点で為替リスクがあるため、無リスク資産にはなりえず、立派なリスク資産だと思います。
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