こんにちは、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）の2024年度第１四半期の運用状況が公開され、収益率は3.65％で収益額は過去最高となる８兆9,732億円でした。2001年度の自主運用開始以降の年平均収益率は4.47%で、累積収益額は162兆7,708億円にも上っています。なお、運用資産は254兆7,027億円です。運用方針と資産配分を守った上で長期分散投資を続け、着実な成果を出していると思います。
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個人投資家はオルカンと変動10でOK
GPIFは適切なリスクで長期分散投資をしていく基本的な運用方針に加え、日本の巨大機関投資家として重大な役割も併せて担っているとみられます。そうした事情から株式のうち50％を日本株に割いているとされていますが、日本の巨大機関投資家でも何でもない個人投資家が日本株中心の配分をまねる必要は全くないと考えます。株式は時価総額加重平均型の低コスト全世界株式インデックスファンド（端的に言えばeMAXIS Slim 全世界株式＜オルカン＞）、債券は個人向け国債変動10年（変動10）でいいと思います。シンプルで分かりやすい形で、長期、分散、低コスト投資を実現できます。
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