こんにちは、日銀は26日の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めました。植田和男総裁の会合後の会見で早期利上げにつながる発言はありませんでした。国内外の新聞社や通信社が報じました。報道によると、会合と植田総裁の会見を受けて外国為替市場では円売り圧力が強まりました。27日早朝時点で1ドル157円75銭余りで推移しています。今後も円安ドル高傾向が続くのか、日銀の円買いドル売り介入があるのか、あった場合円安ドル高傾向が止まるのか、はたまたどうなるのかはこのブログの記事では論じません。外国為替は一寸先は闇の魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界にさえ思っています。どうなるかは分かりませんが、為替に左右されずに、航路を守って投資を続けていきたいです。
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できることをしていく
日々の為替変動にせよ、株価変動にせよ、願ってどうにでもなるものでありません。もし仮に願って結果が変わるのであれば、可能な限り必死に祈ります。しかし、ほとんどすべての人にはどうにでもなる話ではありません。それよりも、できることをするのが大切で、確実に合理的かつ建設的だと思います。「長期分散低コスト」を大原則にし、リスク資産は時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドが国・地域分散、通貨分散、銘柄分散、世界の市場平均への近さからおおむね最善だと思います。無リスク資産は為替リスクがなく、金利上昇でも債券価格下落がなく、日本政府がデフォルトしない限り元本が確保されています。日本政府の信用度は極めて高く、国内のあらゆる金融機関よりも相対的に高いです。しかも、金利上昇局面に追随して金利が上がり、預貯金よりも高い傾向にあります。リスク許容度に応じたリスク資産と無リスク資産の配分を守った投資をしていくのが大切です。
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