こんにちは、時価総額加重平均型の全世界株式や全米株式、S&P500指数、先進国株式は絶好調といえる状況が続いています。バブル崩壊以来30数年ぶりの史上最高値更新に向けて今年に入り上昇の勢いを増している東証株価指数(TOPIX)や日経平均も含め、為替が円安ドル高傾向にある点も強い後押しになっています。非課税期間が無期限化され、生涯及び年間投資上限額が大幅に引き上げられた少額投資非課税制度(NISA)リニューアル元年は、ウサイン・ボルトばりのロケットスタートを決めました。しかし、投資する対象や自分のリスク許容度を分からぬまま、報道や交流サイト(SNS)の書き込みにせかされるままに焦って投資をする必要は全くないと思います。基本的な本などを読んで最低限の理解をした上で、自分にとってリスク資産への投資が必要だと腹落ちをしたならば投資を始めればいいと思います。全員が全員、必ずしもリスク資産への投資が必要なわけでもないと思います。リスク許容度の範囲で、落ち着いて自分のペースで続けて何ら問題ありません。「NISA最速RTA(笑)」はやりたい人にやらせておけばいい話です(笑)
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リスク許容度の範囲内で「長期分散低コスト」
ちなみに、リスク許容度の範囲内であり、適切な資産配分を維持できるのであれば「NISA最速RTA(笑)」は理屈の上ではおおむね正しいと申し添えます。NISAはリスク許容度の範囲内で「早く、大きく、長く」運用させるのが合理的です。無理なペースや配分で投資をして、ちょっとした下落や急落、調整、暴落に耐えられなくなり、続けられなくなるのは本末転倒極まりないですが…。基本は「長期、分散、低コスト」です。リスク許容度の範囲内で資産配分を守った投資を続けていく上で、給与所得者に結果的におおむね相性がいいのが積み立て投資です。定額積み立てに必ずしもこだわる必要はありません。収入から生活費など必要費用を差し引いて、余ったお金から運用していけばいいと思います。金額は別に変動して何ら構いません。金融機関の営業担当者や金融インフルエンサー、金融系商材屋がよく強調している「ドルコスト平均法」なんていう言葉を覚えただけでは何の意味もないので、気にする必要はありません。最も基本に忠実な資産は時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドです。コスト、運用総額規模、指数への連動度合い、資金流入度合い等を考慮すると、多くの人にとって大筋で最も望ましいと推定される商品は「アレ」一択です。あと、つみたて枠対象商品以外は原則無視して構いません。
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