こんにちは、今年の株式市場が始まった4日から18日までの上場投資信託(ETF)を除く国内投資信託への資金流入額のうち、MSCI ACWI(全世界株価指数)とS&P500指数連動型の投資信託への資金流入額が合わせて全体の8割を占めました。Quick Money Worldが22日、推計値を算出して報じました。非課税期間が無期限化され、年間及び生涯投資上限額が大幅に拡大された少額投資非課税制度(NISA)がスタートし、「長期、分散、低コスト」の基本に準じた全世界株価指数などへの人気が集まったとみています。リスク許容度の範囲内であるならばという条件が付きますが、極めて正常な投資判断だと思います。多くの人は真っ当な投資先を選んでいるという感想です。
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MSCI ACWIに44.6%
Quick Money Worldの該当記事
詳しい記事の内容はQuick Money Worldの該当記事をご覧ください。Quick Money Worldによると、特に人気を集めているのがMSCI ACWI連動型です。2,740億円を集め、投資信託全体の44.6%を占めています。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の人気が特にすさまじく、2,427億円にのぼりたった1本で投資信託全体の39.5%を占めています。S&P500指数連動型は2,173億円で、全体の35.3%を占めます。eMAXIS Slim 米国株式(スリム米国株式)1本で1,435億円となり、全体の23.3%となります。オルカンとスリム米国株式だけで全体の6割を超える圧倒的なシェアです。なお、MSCI ACWI連動型で2位は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(らくカン)で241億円、S&P500指数連動型で2位は楽天・S&P500インデックス・ファンド(楽天S&P500)が298億円でした。らくカン、楽天S&P500ともに、26日から楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)の取り扱い商品に追加されるため、より安定した資金流入が見込めます。
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