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余計なお世話の低コスト分配金払い出し投信

落とし穴 株式投資の心構え
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こんにちは、SBIアセットマネジメントは1月30日、 SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)(SBISPYD分配型)、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)(SBIVYM分配型)の運用を開始します。運用管理費(信託報酬)が年0.1238%~0.1338%と安い以外は一切のメリットを感じません。非上場投資信託にとって、分配金は百害あって一利なしといえ、余計なお世話と言わざるを得ない商品設計です。「(自主規制)」としか思えない投資信託です。

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新NISAと混ぜるな危険!

米国高配当株ETF(SPYD&VYM)に投資する年4回決算型ファンド2本の募集・設定のお知らせ(SBIグローバルアセットマネジメント)- PR情報|SBIホールディングス
当社子会社のSBIアセットマネジメント株式会社は、同社が設定・運用する国内投資信託2ファンドを2024年1月15日(月)より募集開始し.....

SBISPYD分配型は米国のスパイダー社の米国高配当株式会社上場投資信託(ETF)のSPYDにファンド内で投資しており、信託報酬は年0.1338%です。SBIVYM分配型は米国バンガード社の高配当株式ETFのVYMにファンド内で投資し、信託報酬は年0.1238%です。非上場投資信託で分配金を出すのは最悪です。制度上、諸経費を控除した配当・利子のみを原資とする健全な分配金が出る東証インデックスETFと違い、非上場投資信託の分配金はETFで認められない値上がり益や繰越分配対象額、さらには元本さえも原資にして分配金に出しえます。不健全極まりないです。新NISAの成長投資枠対象ですが、残念ながらNISA制度と分配金の相性は最悪です。受け取れば、複利運用の効率を落とします。長期になればなるほど、リターンが高ければ高いほど効率の落ち方は顕著になります。再投資すれば、非課税投資枠を新たに消費します。一方、配当金や分配金をファンド内で再投資し効率的な複利運用を実現している無分配型の投資信託は、ファンド内の配当・分配再投資時に非課税投資枠の消費はなくできます。なお、SBISPYD分配型、SBIVYM分配型はいずれも、タコ足分配上等の商品設計の時点でシーゲル投信には到底該当しないと考えています。

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