こんにちは、SBI、マネックス両証券は、クレジットカードによる投資信託積み立て上限額を現行の月額5万円から月額10万円に引き上げを検討もしくは予定していると明らかにしました。両社ともに、2024年に予定されている金融商品取引法に関する内閣法令の改定に伴って引き上げるとしています。11月6日に開催した金融審議会で新少額投資非課税制度(新NISA)のつみたて枠の月額投資上限である10万円をカバーできるように規定を見直すことが適当であるとする事務局説明資料が開示されています。今後、さすがに楽天証券など他社も追随してくると思います。まさか「楽天カード+楽天キャッシュで5万円×2=10万円となり、つみたて枠をカバーできる」として一切追随しないなんてことはないと思いますが…(笑)。
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プラチナプリファードはさすがに…(笑)
SBI証券に関する報道
マネックス証券のプレスリリース
SBI証券のクレジットカード積み立ては三井住友カードスタンダード(還元率0.5%)、三井住友カードゴールドナンバーレス(同1%)、三井住友カードプラチナプリファード(同5%)があります。マネックス証券はマネックスカード(同1.1%)などがあります。三井住友カードスタンダード、マネックスカードは年会費無料です。三井住友カードゴールドナンバーレスは年会費通常5,500円ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降年会費永年無料となります。三井住友カードプラチナプリファードは年会費3万3,000円です。SBI証券のクレジットカード積み立て上限が月10万円になれば、さすがに三井住友カードプラチナプリファードの還元率は引き下げになると思います。現行のままだと、月10万円積み立てるだけで年間6万円相当のポイントが還元され、投資信託積み立てだけで年会費を余裕でペイできてしまう特大バーゲンとなります。でも、対抗証券会社つぶしを目的に、期間限定で還元率を維持したまま積み立て上限10万円引き上げの線は、もしかするとわずかながらあるのではないかとも思っています(笑)いずれにしても、証券会社のポイント還元サービスはスキージャンプのルール以上にコロコロ規定は変わり、長期的には全く当てになりませんので、投資信託積み立てのついでに活用するぐらいの距離感でいいと思います。大前提の話としてリスク許容度の範囲内で投資をする「イロハのイ」のを忘れてはいけません。
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