スポンサーリンク

山元流「お金」「金利」「会社」とは

オルカン 株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、経済評論家山崎元氏が①お金の本質とは何か②金利とは何か③会社とは何か―を定義し、理由や論点を紹介する記事を楽天証券コラムサイト「トウシル」に掲載しました。それぞれの定義を①お金とは「人を動かす力」を数量化したシンボル②金利とはお金の空間における時間の値段③会社とは他人を利用し合うための経済的な仕組み―としています。極めてシンプルな一文に、山崎氏が長年自身が論じ導き出してきた知見や後進に伝えていきたい思いが詰まっているように感じてなりません。

楽天証券広告

 

スポンサーリンク

決して汚いものでないが、心理的な攻撃性や過剰なこだわりをはらむ

「お金」、「金利」、「会社」の本質をどう説明するか | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
ある投資教育の専門家と話をしていたら、投資教育の前提条件として、お金、金利、会社といった、投資の前提になるものについて、きちんと説明することが重要なのではないかとの指摘を受けた。 確かに、お金について大事なものであって汚いものではないこ…

 山崎氏が提示し、論じる定義や理由、論点は該当記事をご参照ください。今回の記事では①お金とは「人を動かす力」を数量化したシンボルーという定義、理由、および論点に絞って紹介します。山崎氏は、お金を支払うと物を譲って貰えたり、サービスを受けたり、他人に思い通りのことをして貰ったりすることができるとしています。こちらが、権力や信用を持っていなくとも、多くの希望を叶えることができ、この便利さと安心のために人はお金自体に強い愛着を持てるといいます。その上で「お金を渡すことには感謝の表現と同時に相手に恩を売る精神的な攻撃性があり、また、何でもお金を媒介として比較することができる弊害をも持っていることに注意が必要」と注意をうながしています。自由の範囲を拡大するツールという性質だけでなく、心理的な攻撃性や過剰な愛着・こだわりを生みやすい危険性があると指摘しています。必要以上に美化もせず、忌避もせず、極めて本質をついた定義、理由だと思います。

アマゾン広告

 

必要な時に「インデックスファンドは売れない」?

オルカン

 お金が必要になった時にインデックスファンドは精神的に売れなくなるなんていう意見や考え方は、運用資産に過剰な愛着、こだわりを持ち過ぎていると感じてなりません。金の卵(配当金や分配金)を得るニワトリ(高配当株式や分配金を出すファンド)をつぶすのはもったいないなんて言う例え話は最たるものだと思います。リスク資産や無リスク資産は、リスク許容度の範囲内で資産配分を守って「長期・分散・低コスト」を念頭により効率よく、手間をかけずに運用し、生きていく上でお金が必要になったら淡々と売るだけの話です。事実、私は生きていく上で必要ならば躊躇(ちゅうちょ)なく投資信託を売ってきましたし、自分の周りでもそうしている人を複数知っています。もし「お金が必要になっても、インデックスファンドを惜しくて売れない」と思うならば、今まで何のために運用してきたか考えれば、人生を終えた時の資産額の多寡を競う「リアル人生ゲーム」をしている人以外にとって、答えはおのずと明確になると思います。なお、インターネット証券には投資信託の定額や定率売却サービスもあります。

楽天証券広告

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました