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オルカンなど4商品、信託報酬引き下げ発表

オルカン信託報酬引き下げ 株式投資の心構え
オルカンなどの4投資信託の信託報酬大幅引き下げを発表する三菱AMのプレスリリース
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 こんにちは、三菱UFJ国際投信(三菱AM)は18日、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン、除く日本、3地域均等型)、新興国株式の4投資信託の運用管理費(信託報酬)の引き下げを発表しました。オルカン、除く日本、3地域均等型は信託報酬が年0.1133%以内から年0.05775%以内と大幅に引き下げます。新興国株式は年0.1859%以内から年0.1518%以内とします。いずれも、9月8日から適用となります。オルカンに関しては17日夜の日経電子版の前打ち報道通りでした。「業界最低水準のコストを将来にわたって目指し続ける」というコンセプトに基づき、有言実行した結果であると思います。

 

 

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除く日本なども引き下げ!

オルカン信託報酬引き下げ
オルカンなどの4投資信託の信託報酬大幅引き下げを発表する三菱AMのプレスリリース
オルカン信託報酬引き下げ
オルカンなどの4投資信託の信託報酬大幅引き下げを発表する三菱AMのプレスリリース

 オルカン、除く日本、3地域均等型、新興国株式の詳細な純資産総額引き下げに関してはプレスリリースをご覧ください。オルカンだけでなく、除く日本、3地域均等型、新興国株式も信託報酬を引き下げたのは、三菱AMがeMAXIS Slimシリーズで国内の低コストインデックスファンドの覇権を握るという強い決意を示している表れだと思います。17日現在、純資産総額はオルカンが1兆3,729億円、除く日本が3,003億円、3地域均等型は84億円、新興国株式は1,204億円です。3地域均等型以外は十分な純資産総額規模を誇ります。特にオルカンは1兆3,000億円を優に超えています。ファンドの純資産総額が一定以上になると、段階的に信託報酬が若干下がる制度を採用しています。すでにオルカンと除く日本が適用対象となっています。オルカンは、はじめてのNISA・全世界株式インデックス(はじカン)に対抗し、除く日本と3地域均等型も合わせて信託報酬を引き下げました。三菱AMはプレスリリースで、業界最低水準の運用コストを目指し続ける一環で「公正な比較対象となる他社類似ファンドの信託報酬がeMAXIS Slimシリーズのファンドを下回る場合、ファンドの継続性に配慮した範囲で信託報酬を引き下げることを基本」とコメントし、今回引き下げる4本は以上の考え方に基づくとしています。オルカンや除く日本、3地域均等型は指数使用料などのその他費用が信託報酬に含まれた上で信託報酬年0.05775%としてきたはじカンに対抗した引き下げであると読み取れます。なお、新興国株式はSBI・V・新興国株式(SBIVWO)に対抗した引き下げです。

 

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