こんにちは、10月末時点の国内公募追加型株式投資信託の純資産総額ランキングで、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックス型投資信託がトップ10に4本入っています。1998年4月以来、ほぼ四半世紀ぶりの多さだといいます。そのうち、純資産総額2位のeMAXIS Slim 米国株式は首位を視界にとらえています。日経電子版がコラムを掲載しました。
「ほったらかし投資術」(山崎元、水瀬ケンイチ共著)は日本人のインデックス投資の最良の教科書であり、手元に置きたい一冊です。
米国株、全世界株が人気
日経電子版の該当記事(無料記事です)
10月末時点の純資産総額ランキングでは2位のeMAXIS Slim 米国株式が1兆6,449億円、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)が7,551億円で5位、eMAXIS Slim 全世界株(オルカン)が7,391億円で6位、SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)が7,366億円で6位に入っています。日経電子版のコラムでは、インデックス型投資信託はeMAXIS Slim 米国株式、楽天VTI、オルカン、SBIVOOの4強といえる状況としています。筆者個人の感想としては確かに4強ですが、細かく言えば4強の中でもeMAXIS Slim 米国株式が抜け出し、楽天VTI、オルカン、SBIVOOが激しく競り合って追っているという状況と捉えています。なお日経電子版のコラムによると、eMAXIS Slim 米国株式と首位の投資信託の純資産総額の差が11月に入ると1,600億円台に接近する日も出てきています。昨年末の8,000億円差からかなり差が詰まってきています。首位奪還の日を心待ちにしています。なお、4強につづくインデックス型投資信託は確定拠出年金(DC)限定投資信託の野村外国株式インデックスファンド・MSCI‐KOKUSAI(野村DC先進国株)が4,441億円で21位、つみたてNISA対象の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス・ファンド(ニッセイ先進国株)が4,428億円で22位に入っています。23位はインデックス型とはいえ、悪名高い毎月分配型投信で、投資する価値も投資対象として論ずる価値も一切ありません。
楽天証券は、つみたてNISA対象のインデックス型投資信託を多数揃えています。文中のeMAXIS Slim 米国株式、楽天VTI、オルカン、ニッセイ先進国を扱っています。SBI・Vシリーズは扱っていませんが、低コストインデックス型投資信託をしっかりと揃えています。スマホやパソコンの画面も見やすく、最良の証券会社の一つです。
SBI証券は、文中のeMAXIS Slim 米国株式、楽天VTI、オルカン、ニッセイ先進国に加え、SBIVOOにも投資ができます。SBI・Vシリーズにこだわったり、ソフトバンクホークスのファンだったりするならばSBI証券も最良の選択肢です。
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