こんにちは、金融庁のNISA口座利用状況調査によると、2022年3月末時点で積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)の口座数は前四半期比13.2%増の約587万口座、制度が始まった2018年以降の累計買い付け額は前四半期比18.0%増の約1兆8,043億円でした。いずれも二桁以上の伸び率がおおむね継続しています。金融情報サービス会社モーニングスターが9日、自身のウェブで報じました。今年1~3月は世界的なインフレや日本以外の先進国の利上げで低調だったのに関わらず、つみたてNISAは安定して人気を集め、右肩上がりの累計買い付け額となっています。
買い付け額は1年で2倍
モーニングスターによると、前年同期比では、つみたてNISAの口座数は62.5%増、累計買い付け額は100.3%増でした。つまり累計買い付け額は1年で2倍になったということです。金融庁の調査によると、累計買い付け額のうち、インデックス型が約1兆5,298億円と84.8%を占めます。インデックス型の前四半期比の増加率は19.1%でした。つみたてNISAは2018年の制度開始以来、右肩上がりで口座開設数と累計買い付け額を伸ばしてきました。買付対象の多くはインデックス型です。インデックス投資家をつみたてNISAは強力に後押しする制度です。年40万円を上限に20年間運用益などが非課税になります。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
モーニングスターの該当記事です。
Morningstar | Ibbotson
金融庁の該当ページです。
NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について
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