スポンサーリンク

海外株に8兆円超!

オルカン国別比率 株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、でんです。国内の株式投資信託を経由した海外株への投資額は2021年1年間で8兆3,000円億円に膨らみました。日本株への投資額280億円の300倍程度にのぼります。6日付の日経新聞朝刊で報道されました。投資信託を通じた株式投資では、海外株の人気と日本株の不人気は予想していましたが、正直予想以上でした。とはいえ、世界の時価総額の比率通りに投資をすれば95%は海外株になるので、外国株中心の投資になること自体は別に不自然だとは思いません。

スポンサーリンク

米国株が9割

eMAXIS Slim S&P500表紙

 日経新聞の報道では、2021年の国内株式投資信託を通じた海外株投資信託への純流入額のうち、米国株が9割を占めるとみられるということです。事実、5月末時点での国内投資信託純資産総額ランキング上位5銘柄は1位から4位までが米国株で、5位が米国不動産投資信託(REIT)です。ちなみに、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象銘柄で純資産総額首位のeMAXIS Slim 米国株式は1兆2,000億円超で2位となっています。日興リサーチセンターやモーニングスター・ダイレクトによると、2022年1~4月の日本国内の株式投資信託による米国への資金流入は約1兆5,000億円で、米国内の米国株投資信託への純流入額約2兆1,000億円の7割分にも達しているとのことです。

全世界株などでOK

オルカン表紙

 日経新聞の記事では日本株離れが続けば、家計の資金が海外に流出してしまいかねないと懸念しています。日本の経済新聞の立場で、日本株離れをスルーしたまま全世界株や全米株、S&P500、先進国株の低コストインデックスファンドに投資をすればOKとは言いにくいと思います。社として日本株への投資を推進しなければならない立場であるのは想像するに難くありません。しかし、しがらみや忖度抜きで申し上げれば、時価総額加重平均型で低コストの全世界株(日本株は含むでも除くでもどちらでもOK)、全米株、S&P500、先進国株のインデックスファンドに投資をすればおおむねOKです。さらに、あえて一つに絞り込むならば、時価総額加重平均型で日本株を含む全世界株のインデックスファンドです。世界の時価総額通りに株式を保有するのが国際分散投資の教科書であり、王道です。具体的な商品名を一つ挙げれば、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)です。超低コストで世界中の銘柄を時価総額の比率通りに保有でき、純資産総額規模も大きいです。分配金を出さずにファンド内で再投資しているため、効率的な複利運用ができます。なお、日本株を中心に国際分散投資をすべきとは自分の良心に反するため、言えません(笑)。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました