こんにちは、でんです。全世界株や全米株、S&P500、先進国の各株価指数の値動きがは長期ではインフレ調整後で年平均5~7%上昇しています。しかし、1年単位ではプラス50%を超えることもあれば、マイナス50%台になる年も普通にあり得ます。各年の騰落率は本当にばらばらです。しかも、当然ですが各個人投資家のプラスとマイナスの分かれ目になる損益分岐点とは何も関係なく変動しています。
投資家自身は意識してしまいますが…
インデックス投資家でも、個別株投資家でも、債券投資家でも、どんな投資家にも損益分岐点があります。しかし、株価指数や個別株、債券指数、個別債券などの値動きは各投資家の損益分岐点を全く意識していません。冒頭に書いた通り関係性はありません。しかし、多くの人はどうしても含み益から含み損に転落すると意識してしまうと思います。行動経済学によると、人間は利益の喜びよりもよりも損失の悲しみを強く感じる傾向にあります。同じ100万円でも、利益よりも損失を強く感情を揺さぶりやすいといいます。筆者も20代のころ散々競輪や競馬などをしてきた経験からこの感覚は皮膚感覚で分かります。株式投資を始めた当初に発生した6桁の含み損や1日で給料1か月分投資資産が減少するのに不安で仕方なかったです。対応策の一例としては①自分の損益分岐点と相場の変動は何ら関係ないと強く自覚②人間は利益よりも損失を強く感じる生き物だと意識③相場と感情に関係なく給与天引きやクレカ積み立てなど毎月の収入から自動で投資する仕組み構築-を挙げます。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。ちょっとだけおまけがつきます。
最近、実は…
余談ですが、最近擬人化競馬ゲーム「ウマ娘」のアニメにはまっています。最初は何となく避けていましたが、実際にアニメを見てみると名馬の史実をかなり忠実に再現しています。懐かしい記憶がよみがえってきます。自身が誕生直後に生母が死んでしまったため乳母馬と人間に育てられ、名手にダービー勝利をプレゼントしたあの馬や、偉大な無敗の三冠馬の父同様に無敗でダービーを制覇した後に度重なる故障で浮き沈みの激しい競争生活を送り、結果的に引退レースとなった年末のグランプリで前走から1年ぶりの出走で制覇する偉業を達成したあの馬が主人公になっています。圧倒的なスピードで大逃げを打ち圧勝を繰り返していたがレース中の悲劇に見舞われたあの馬も、史実に沿いつつも別な形のストーリーが描かれています。実際の親子馬や血縁馬が別な関係で表現されています。
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