こんにちは、でんです。低コストで時価総額加重平均型の全世界株、全米株、S&P500、先進国株のインデックス型投資信託に投資をする場合、楽天証券やSBI証券、マネックス証券といった低コストインターネット証券会社に口座開設をして実践するのが基本です。税制優遇制度である積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)もしっかりと活用したいです。しかし、仕事上や日常の付き合い、またはインターネット証券会社で運用するのがどうしても不安などという理由で、地元の信用金庫(信金)で運用したいという人もいます。実は多くの信金でも優良低コストインデックス型投資信託があります。
たわら先進国一択
多くの信金は低コストインデックス型投資信託シリーズ「たわらノーロード」シリーズを扱っています。ただし、確認した限りではつみたてNISA専用です。さらに言えば、多くの信金のつみたてNISAはたわらノーロードシリーズだけの扱いのようです。店舗でもで扱っているケースがほとんどだとみられます。どうしても、信金でしか投資信託を運用したくないというならば、つみたてNISAの範囲内でたわらノーロード先進国株式(たわら先進国)に投資をするのが現実的で、一択といってもいいぐらいです。たわら先進国は先進国株価指数(日本除く)に連動しており、時価総額通りに米国や北米、欧州、オセアニアの株式に分散投資ができます。売買手数料は無料で、信託財産留保額はかかりません。組み入れ上位10銘柄は全て米国株です。維持管理費(信託報酬)は年0.10989%です。インターネット証券会社でしか買えない低コストインデックスファンドと同水準で、国内最安値クラスです。多くの銀行で扱っている最安値クラスのインデックス型投資信託である、つみたて先進国株式の信託報酬年0.22%よりも安いです。設定以来、分配金を出しておらずファンド内で配当金を再投資しています。国内配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用ができます。純資産総額は1,800億円を超えており、設定以来右肩上がりで伸びています。規模の面でも資産流出入の観点からも優秀です。
たわらノーロードシリーズを扱う信金一覧(アセットマネジメントOneホームページより)
投信はつみたてNISAだけ!
信金のたわら先進国はつみたてNISA限定です。間違って一般NISAを選んでしまうと購入することができなくなります。さらに、信金は上場投資信託(ETF)を購入できません。一般NISAにしてしまうと、たわらノーロードシリーズ以外の信金が扱っている高手数料投資信託にしか投資ができなくなります。信金で運用するならば担当者に何を言われたとしても、つみたてNISA一択で、一般NISAは間違っても選んではいけないとさえ言えます。つみたてNISAの範囲でたわら先進国に投資をしたら、あとの高手数料投資信託は買う必要はありません。信金で運用していいのは、基本的には預金、つみたてNISAのたわら先進国、個人向け国債10年変動(変動10)だけだと考えて間違えありません。
投資者保護基金の対象外
投資信託の財産は、信託銀行で信託銀行自身の財産と分別管理されています。販売会社、運用会社、信託銀行のいずれかが破綻しても、投資信託の財産は保全されます。ただ、信金や銀行で扱う投資信託は証券会社で販売している投資信託と異なり、投資者保護基金(上限1,000万円)の対象とはなりません。また、投資信託は預金や保険契約ではないため、預金保険機構や保険契約者保護機構による保護の対象にはなりません。証券会社以外で投資信託を購入する場合は知っておいた方がいいと思います。
このブログに来て下さり、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。信金のつみたてNISAで買えるたわら先進国はトップクラスの優良投資信託ですが、できるならば楽天証券やSBI証券、マネックス証券で全世界株などの低コストインデックス型投資信託に投資ををするのがいいと思います。
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