こんにちは、でんです。米10年債利回り(長期金利)は上昇が続いており、2.8%台にまでなっています。米連邦準備理事会(FRB)は政策金利の利上げを決定しており、利上げ率の加速も示唆しています。一時2年債利回り(短期金利)が10年債利回りを上回りました。通常は債券の償還期限が長い10年債利回りの方が高いです。長短金利差逆転は景気後退の前兆とされています。米消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年比8%台に突入し、インフレが加速しています。一概には言えませんが、一般的にはいずれも株式市場にとってはマイナス要因です。ハイテク銘柄ほど影響は大きくなります。しかし、全世界株などのインデックスファンドは長期的にはインフレを克服してきました。気にせずペースを守った投資を続けて何ら問題ありません。
長期的にはインフレに勝ってきた
全世界や全米、S&P500、先進国の各株価指数は長期的にはインフレにも打ち勝ち、大きく成長してきました。米国の経済学博士ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資」によると、1801年から2001年までの200年の株式、長期債、短期債、金、ドルのインフレ調整後の成績は株式が圧倒的に伸びています。1801年に1ドル投資した株式は75万5,163ドルと75万倍以上です。長期債は1,083ドル、短期債は301ドルです。金は1ドル95セントでほぼ横ばいです。現金は悲惨でわずか6セントと94%も減少しています。金利上昇やインフレで株式市場は不安定な状況が続くかもしれませんが、長期的には気にせず方針を守って全世界株などのインデックスファンドを積み立て投資や一括投資を続けるのがいいと思います。価格変動を和らげたいならばリスク耐性に応じて債券などにも分散投資をすることです。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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