こんにちは、でんです。ドル円レートが20年ぶりの円安水準や米国の大企業の決算発表で交流サイト(SNS)が騒がしくなっています。国際分散投資をしていた投資家の中には、円安による株高を喜ぶ発言をしている人も見かけます。電気自動車大手テスラは強烈な好決算をたたき出した一方で、動画配信大手ネットフリックスは期待を裏切る結果で株価が急落しました。外国為替レートや株価を予測するのは機関投資家でも極めて困難です。日々の為替レートや株価を気にしても仕方ありません。今できることに集中することが大切です。
リバランスのチャンス
今できることの一つが資産割合とリスク耐性の確認、必要に応じたリバランスだと思います。相場の急変動で資産割合を確認する人にとって、好調相場や株高こそ絶好のタイミングです。含み益拡大を喜んでもいいですが、想定の資産配分と著しくずれていないか、リスクを取り過ぎていないかなど見直す作業も忘れないようにしたいです。自分のリスク耐性にはシビアに考えるぐらいでちょうどいいです。特に売却を伴うリバランスこそ最大の好機です。利益確定をした上で、資産配分を整えることができるからです。さらに、高く売って安く買うことにもつながる可能性があります。一方、暴落や急落時に資産配分を見直し、リバランスが必要になったケースを考えます。売却を伴わない(ノーセルリバランス)ならば、安く株式などを買えるとも考えられるので精神的にましかもしれません。どうにもならなくなり売却を伴うリバランスが必要になってしまったら、仕方なく損失や縮小した利益を確定した上で実行しなければなりません。結果、安く売ってしまうことにつながってしまいます。ちなみに、年に1回などの定期的に資産割合を確認している人には、相場変動に関係なく淡々と実施することが大切です。あと、リバランスは頻繁にするのではなく、想定資産配分と著しくずれている場合にとどめるのがいいと思います。やり過ぎると、税金の支払いがかさみます。
日常こそ大切
筆者は株式投資よりも日常が大切だと思っています。仕事をする時間、家族や友人と過ごす時間、一人で過ごす時間、趣味を楽しむ時間の方が株式投資よりもはるかに大切です。円安がどうした、株価がどうしたなんて話よりも、カープの試合の方がよっぽど重要です(笑)。他球団より優位な戦力を持て余しベンチワークのまずさで優勝どころかAクラスを逃した2015年なんて、当時20年以上優勝から遠ざかっていたせいもあり試合のたびに怒り狂っていたのを思い出します(苦笑)。半分冗談はさておき、全世界株などの低コストインデックスファンドに長期投資をしている投資家は年に1回の資産割合確認をする時だけ運用していることを思い出すぐらいでちょうどいいとさえ思います。筆者も株式投資やインデックス投資のブログを書いていなかったら、おそらく普段は日々の株価や為替レート、長期金利を気にしなかったと思います。報道やSNSで騒がしくなって気づくぐらいだったと思います。ブログのネタ探しために確認をしているのが実情です。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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