こんにちは、でんです。楽天証券は31日米国取引時間約定分から、米国上場投資信託(ETF)の買付無料対象銘柄を15銘柄に拡充すると発表しました。従来対象のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)やバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)など9銘柄に、インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)、iシェアーズコア米国総合債券ETF(AGG)など6銘柄を追加します。楽天証券によると、買付手数料無料対象銘柄数は主要インターネット証券で最多になります。商品本体の手数料で投資家に還元しようとする楽天証券の姿勢は高く評価できます。
王道ETFから個性的ETFまで
従来の買付手数料無料銘柄と新たに追加になった銘柄は上の表の通りです。王道の指数に連動するのが全世界株価指数連動のVT、全米株価指数連動のVTI、S&P500指数連動のVOOとSPY、米国投資適格債券指数連動のAGGです。いずれも信託報酬(維持手数料)は格安です。特にVTIとVOOは年0.03%、AGGは年0.04%です。個性的なのは米国大型ハイテク株価指数に連動するQQQ、高配当株価指数のSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)、SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)などがあります。他にも米国株ならばダウ平均連動型やセクター連動型、テーマ型があり、米国株以外でもインド株ETFが対象となっています。
楽天証券プレスリリース
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/pdf/press20220330_02.pdf
売買無料対象が多い国内ETF
楽天証券は国内ETFで売買手数料無料対象ETFが多いです。対象銘柄は3月現在で157銘柄が対象です。キャンペーンでもキャッシュバックでもないため、いつでも売買手数料はかかりません。手数料に関する税金の心配がありません。MAXISシリーズやiシェアーズシリーズ、上場インデックスファンドシリーズ、楽天投信投資顧問シリーズ、NEXT FUNDSシリーズ、GLOBAL Xシリーズが手数料0円協賛会社です。MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)、iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)などが低コストで有名です。ちなみに、例に挙げた3ETFはいずれもマーケットメイク対象銘柄で一定以上の流動性が確保されており、二重課税調整(外国税額控除)対象銘柄になっています。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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