こんにちは、でんです。個人投資家が証券会社の宣伝やうたい文句に惑わされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021(FoY)」でランキング入りした投資信託や上場投資信託(ETF)を不定期連載で紹介しています。第10回目はSBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBIVTI)です。国内の低コスト全米株投資信託は長く楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の独壇場でしたが、強力なライバルとして昨年登場しました。
早くも純資産総額700億円
SBIVTIはCRSP US トータル・マーケット・インデックス(全米株価指数)に連動しています。ファンド内で米国ETFのバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に投資をする形で指数への連動を目指しています。昨年6月に設定されたばかりですが、すでに純資産総額約700億円近くを集めています。売買手数料、信託財産留保額はかからず、信託報酬(維持費用)は年0.0938%と極めて低コストです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象です。SBIアセットマネジメント(AM)の低コストインデックスファンドシリーズSBI・V・シリーズの一つです。シリーズの他の投資信託同様の運用ならば、分配金を出さずにファンド内で再投資する可能性が高いです。だとすれば、配当課税を繰り延べられるため、効率的な複利運用ができます。
SBIVTIも楽天VTIも極めて優秀
確かにSBIVTIの信託報酬は楽天VTIの信託報酬より年0.068%余安いです。しかし、諸経費を含めた実質コストまでが楽天VTIを下回るかは断言まではできません。そもそも信託報酬が年0.1%を切る差は個人的には神経質になる必要はないと思います。少なくとも楽天VTIに投資をしている人が乗り換えてまで投資をする差ではないです。正直言えばそんな些細な差を気にする時間はもったいないとさえ感じます。株式投資で言えば、資産配分や自分のリスク耐性などもっと大切なことに気を配った方が確実にいいです。SBIVTIも、楽天VTIも株式投資の中心となり得る極めて優秀なファンドです。どちらを選んでもOKです。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さりありがとうございます。今回はちょっとだけおまけがつきます。
なんと3,000円投資できました
プロ野球が3月25日に開幕しました。わが広島カープはDeNAとの3連戦を3連勝しました。最高の滑り出しです。よってeMAXIS Slim 米国株式を3,000円投資しました。今週もホーム初戦の28日に劇的な逆転サヨナラ勝ちで既に1,000円分の投資が決まっています。少しでも多く白星を積み上げられたならばと願っています。
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