こんにちは、でんです。本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」でランキング入りした投資信託を不定期連載で紹介します。第5回目はひふみ投信です。カリスマファンドマネジャー藤野英人氏による日本株のアクティブファンドで、多くの投資家に人気を集めています。
日本株のアクティブファンド
- 独自に発掘した企業に投資
- つみたてNISA対象
- アクティブファンドの中では低コスト
ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークスが運用する日本株を中心とするアクティブファンドです。藤野氏やアナリストが実際に企業に足を運び、成長すると判断した企業に大小を問わず選定します。財務指標などの「定量」と経営方針などの「定性」の両面から調査し、投資先を選んでいるとしています。アクティブファンドの中では数少ない少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象となっています。信託報酬は年1.0780%で、アクティブファンドの中では安いと思います。信託報酬はかかりません。購入時手数料は無料です。ただし、銀行や店舗型証券会社で販売している類似するひふみプラスを買うと最大3.3%の購入時手数料が発生してしまいます。次の項目で説明します。
直販のひふみ投信一択
ひふみプラス(上)とひふみ投信(中)の購入時手数料や信託報酬。ひふみ投信は購入時手数料がかからない。さらに長期で持てば持つほど信託報酬が割安になり(下)、ひふみプラスよりもコスト面で有利といえる
ひふみプラスは楽天証券などのインターネット証券会社に加え、店舗型証券会社、銀行などの多くの金融機関が販売しています。こちらの方が一般に知られています。購入時手数料に注目してください。最大3.3%負担とあります。楽天証券などでは購入時手数料はかかりませんが、店舗型証券会社や銀行などの多くでは手数料を負担することになります。しかし、直販型のひふみ投信ならば購入時手数料がかかりません。しかも、運用期間が10年を超えると信託報酬の4割に相当する0.4%分が還元されます。ひふみプラスの純資産総額に応じた還元率よりも高いです。ひふみプラスとひふみ投信は同じマザーファンドで同じ銘柄に投資しています。違いは経費率のみです。つまり、直販のひふみ投信で運用するのが有利で、事実上一択だと思います。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。筆者はアクティブファンドには全く関心がなく、投資する意思も他人に勧めるつもりもありません。しかし、ひふみプラスとひふみ投信はアクティブファンドの中では良心的な商品と思います。もしひふみに投資したいならば、直販のひふみ投信の方が明確に有利だと思います。
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