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投資初期の株価下落はむしろ幸運

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)で今年から全世界株などの低コストインデックス型投資信託への投資を始めた人もいるかもしれません。今年から投資を始めた人のほとんどは含み損になっていると思います。事実、筆者も2022年拠出分のつみたてNISAの成績を確認したらマイナス数%でした。始めてすぐ下落が来たら嫌になるかもしれません。しかし、実は投資初期の株価下落はむしろ幸運とも言えなくもないのです。

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安く買える

 株価指数下落の結果、同じ金額で多くの投資信託の口数(株数)を買うことができます。なぜならば、投資信託の基準価額が下がり、結果として投資信託を安く購入できるからです。さらに分配金を出さずにファンド内で配当金を再投資している通常の投資信託※ならば口数増加の形では見えないですが、ファンド内部でより多くの株数に国内配当課税を繰り延べる形で効率的に再投資できています。下落相場でのこうした投資行動は積み立て投資、一括投資問わずに上昇相場でのアクセルになります。ちなみに、ETFでは課税分や再投資時に出る端数の関係で効率は落ちますが、より安い金額で分配金を再投資できるのは言うまでもありません。

※レバナスなど指数先物や商品先物に投資をしている投資信託はそもそも投資先の資産から配当金を得られないので配当再投資はあり得ません。

初期の下落は影響が小さい

SPX長期チャート2022.2.14取引前
S&P500指数の過去150年チャート。歴史的な大暴落や二度の世界大戦などを乗り越え右肩上がりで成長している 引用元:
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 退職金を原資とした一括投資やレバナスに全額投資などリスク耐性を上回ったり、資産配分が偏ったりする投資をしない限りは投資初期の暴落の影響は資産形成上、極めて小さいです。全世界株などのインデックス型投資信託ならば、投資初期の資産変動は10年、20年単位になってくれば誤差レベルの話になってきます。日々の値動きは気にする必要はありません。むしろ、資産の変動(リスク)に慣れるチャンスぐらいに思っていいと思います。それでも、投資を始めたばかりに下落に見舞われると不安になるかもしれません。筆者もそうでした。しかし、ここで不安に負けずに保有、投資を続けることが大切です。事実、全世界株や全米株、S&P500、先進国株は高値から90%近く時価総額が吹き飛んだ世界恐慌、高値から50%ほど暴落したリーマン・ショック、二度の世界大戦、核戦争危機、無数の弱気相場、調整相場を含め、インフレ調整後で年平均5~7%上昇してきました。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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