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FRB、量的緩和縮小決定

バブル 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。日本時間4日未明、米連邦準備理事会(FRB)が米国債などの資産を購入する量的緩和の縮小(テーパリング)を月内に開始すると決めました。資産購入の月額を150億ドルずつ減らします。しかし、全世界株や米国株、先進国株のインデックスファンドに長期投資をしている投資家は方針を変えずに毎月積み立て(一括)投資を続けて何ら問題ありません。

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量的緩和終了後も資金はジャブジャブ

バブル

 FRBは現在、毎月米国債800億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を400億ドルずつ購入しています。量的緩和縮小が始まれば原則毎月、米国債100億ドル、MBS50億ドルずつ購入を減らしていきます。経済情勢の変化があれば、ペースは変えていくこともあり得るとのことです。順調に進めば8カ月で購入額はゼロになり、2022年8月に量的緩和縮小は終わります。しかし、量的緩和終了後もFRBの総資産は8兆ドルを超え、緩和的な状況は続きます。しかし、FRBはいずれ利上げに踏み切るとみられています。

一時的に下落をしても…

 今回の量的緩和縮小決定は市場で予想されていた範囲だったため、日本時間4日午前4時現在、S&P500指数などに大きな影響はなく、堅調に推移しています。しかし、量的緩和縮小終了を意識されたり、利上げが意識されたりすれば。悪材料が出た時点の株価の下落度合いが今よりも大きくなるかもしれないとの見方が出てきています。しかし、マイナス10%の調整局面はよくあることです。仮に30%超える暴落が来たとしても、歴史的に全世界株や米国株は数カ月から十数年で回復し、その後最高値を更新しています。数十年インデックス投資を続ける長期投資家にとって何ら恐れる必要はありません。くれぐれも一時の調整や暴落で恐れおののき、インデックスファンドを投げりしてしまわないことを願っています。

株式投資の名著、名書

 株価下落が怖くなったら株式投資の歴史的名著や良書を読むことを勧めます。弱気相場で一番力になります。弱気相場が来る前に読んでおき、手元に置いておくのがいいでしょう。特に「敗者のゲーム」(著者チャールズ・エリス氏)、「ウォール街のランダム・ウォーカー」(著者バートン・マルキール氏)、「インデックス投資は勝者のゲーム」(著者ジョン・C・ボーグル氏)、「お金は寝かせて増やしなさい」(著者水瀬ケンイチ氏)あたりがいいと思います。どれも何度でも読み返したい本であり、値段以上の価値を読者にもたらすと考えています。また、当ブログでも暴落時はおそらく冷静になるように呼び掛ける記事を発信していますので、来て読んでいただければ幸いです。

 

 

 

 

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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