こんにちは、でんです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)は制度開始から3年半余りとなりました。7月末時点の元本140万円に対する含み益は最大70万円で、50%のプラスとなりました。トップの楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を含め、上位には米国や先進国の株価指数に連動するインデックス型投資信託が並びました。好調な相場を背景にした結果で、投資家にとってありがたい結果です。しかし、過度の楽観は禁物で淡々とペースを守って投資を続けていきたいです。
楽天VTIは有力な主軸候補だが…
楽天VTIはCRSP US トータル・マーケット・インデックス(全米株価指数)に連動する米国上場投資信託(ETF)のVTIに投資しています。米国市場に上場する株式を時価総額の大きさに比例する配分でほぼ全てカバーしています。信託報酬も年0.163%と格安で、純資産総額が3,300億円以上ある人気の投資信託です。分配金を出さずに配当金をファンド内で再投資しているため、日本国内の配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用ができます。筆者も株式投資の主軸になる有力な投資信託の一つと考えます。ただ、運用成績のいい投資信託に乗り換え続けて投資をするのは、成績を大きく劣後させかねない行為だということです。その時々で成績の良い投資信託は変わります。半年前のつみたてNISA成績トップはまさかの日経平均連動型の投資信託でした。安易に投資先の投資信託の入れ替えせずに、淡々と投資を続けるのが賢明です。つみたてNISAの場合、売却時の運用益は各年の開始年より20年間非課税になりますが、一度売却してしまうと売った分の非課税枠は二度と復活しません。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。長期的な視点で淡々と投資を続けていきたいです。ちなみに、計算した140ファンドの成績は全てプラスで、うち136本はリターンが10万円以上だったとのことです。
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