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GPIF、累積収益180兆円

GPIF累積収益180兆円 時事問題
イメージはChatGPTで生成
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 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2025年度第2四半期の運用状況が公開され、収益率は5.52%(期間収益率)で収益額は10兆2,054億円でした。2001年度の自主運用開始以降の年平均収益率は4.51%で、累積収益額は180兆1,843億円(そのうち利子・配当収入58兆6,928億円)に積み上がっています。なお、運用資産は277兆6,147億円です。運用方針と資産配分を守り続けた上で長期分散投資を続け、リスク許容度の範囲内でリスクプレミアムを獲得し続けてきた成果といえます。

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株式が二桁成長

2024年度の運用状況|年金積立金管理運用独立行政法人
年金積立金管理運用独立行政法人のWebサイトです。GPIFの2024年度の運用状況を掲載しています。

 詳しい運用成果や運用状況はGPIF公式ホームページの該当ページをご覧ください。各資産別期間収益は外国株式10.04%、国内株式11.04%と大幅に伸ばしました。四半世紀で二桁を超えるのは極めて大きな上昇率です。外国債券も2.94%と着実にプラスです。一方、国内債券はマイナス1.40%でした。GPIFによると、株式市場でAI関連銘柄を含むハイテク業種の好調な決算を背景に米国株式が上昇し、円安ドル高・ユーロ高や日米間税合意、経済対策への期待感をさらなる追い風にして国内株式が上昇したとしています。

オルカンと変動10でOK

 GPIFは世界トップクラスの年金機関として巨額の資産を分散投資した上で、適切なリスクで長期的なリターンの獲得を目指す基本運用方針を掲げています。加えて、日本の超巨大機関投資家として重大な役割も担っているとみられます(日本の超巨大機関投資家としての重大な役割については公言していません)。そうした事情もあって株式のうち50%を日本株式に割いているとされていますが、日本の超巨大機関投資家でも何でもない個人投資家がリスク資産を日本株式中心とする配分をまねる必要は全くないと考えます。株式は時価総額加重平均型の低コスト全世界株インデックスファンド(端的に言えばeMAXIS Slim 全世界株式<オルカン>)、債券は個人向け国債変動10年(変動10)だけでいいと思います。債券は流動性を重視するならば証券総合口座(MRF)や普通預貯金でもいいと思います。シンプルで分かりやすい形で、長期、分散、低コスト投資を実現できます。

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時事問題株式投資の心構え株式長期投資
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