高配当株式投資信託全体の純資産総額は6月末時点で2兆3,000億円で、月末ベースで4カ月連続となる過去最高額を更新しました。日経電子版が報じました。報道によると、配当金による株主還元の拡大に期待した個人マネーの流入が継続していることが背景にあるとしています。日経電子版の記事では日本株式の高配当株式投資信託を主に取り上げていますが、低コスト時価総額加重平均型の全世界株式、S&P500、先進国株式が人気となっている国内外株式・外国株式でも、高配当株式投資信託は年4回決算型を中心に人気を集めています。直近では楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD成長型、年1回決算型)が7月25日に運用を開始しています。こちらは配当金や分配金をファンド内で再投資し、国内配当課税を繰り延べて効率的な複利運用を実現するとみられます。運用管理費用(信託報酬)は0.1238%と低コストです。あえて言うならば、高配当株式投資信託では分配金を出す年4回決算型よりもこちらが好みです。
めんどうだから、オルカンでいい(笑)

詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。報道によると、QUICK投信分析評価サービスで「高配当」や「好配当」に分類される日本株投資信託純資産を調べた結果が公表され、合計純資産総額は2024年末の2兆1,000億円から半年で1,500億円弱増えたといいます。2025年1〜6月の純流入額は1,637億円だったらしいです。日本株式の高配当株式上場投資信託(ETF)が東証に上場された事例も紹介しています。個人的には高配当株式投資に関心がありません。それでも、強いて言うならば配当金や分配金をファンド内で再投資している全世界株式、先進国株式、米国株式の低コスト高配当株式投資信託ならば、もしかすればありかもと感じるぐらいです。個人的にこの手の投資信託を「シーゲル投信」と呼んでいます(シーゲル投信の説明は割愛します。気になる人は当ブログの過去記事を見て下さい)。いずれにしても、世界の時価総額加重平均(市場平均)以外の資産をリスク資産に組み入れるとめんどくさいので、低コスト時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド(オルカンかそれに類する投資信託)だけでいいかなと思っています(笑)
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