こんにちは、AERA dotに「『銀行で新NISA』全国66行調査、コスト最安のインデックス投資信託『これ1本だけ!』」と題した記事が掲載されました。AERA編集部が銀行で新少額投資非課税制度(新NISA)を開設する場合を想定し、運用管理費(信託報酬)が各銀行最安値でなるべく時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドを(なければ先進国株式やS&P500指数などを次善策として)選択して一覧化しています。個人的には楽天証券やSBI証券などのインターネット証券会社を選んだ方がいい立場で、あえて銀行を選択する必要は全くないと思います。しかし、どうしても銀行しか選びたくないという人にとって、今回のAERAの記事は一定程度参考になると判断します。
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「たわら」か「つみたて」ならば、まあ「ヨシ!☺」
AERA dotの該当記事
詳しい記事の内容や各銀行最安値の信託報酬インデックスファンドの一覧表はAERA dotの該当記事のリンクからご覧ください。運がいいと時価総額加重平均型の全世界株式、超低コスト、純資産総額を極めて高いレベルで兼ね備えるeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)に投資ができます。しかし、基本的には銀行や信金の投資信託の「オアシス」と一部で噂されている「たわらノーロード(たわら)」か「つみたてんとう(つみたて)」シリーズがあれば、まあ「ヨシ!☺」といったところです。極めて運が悪いと、信託報酬年0.5%を超えるやる気のない企業型確定拠出年金(企業型DC)も真っ青な高コスト投資信託しかない場合もあるようです。なお、「たわら」や「つみたて」シリーズならば全世界株式よりも、純資産総額がはるかに大きく資金流入や運用も安定傾向にある先進国株式の方がいいかもしれません。まだ、たわらノーロード全世界株式は純資産総額が一応100億円を超えており、まずますです。一方、つみたて全世界株式は純資産総額が30億円強しかなく、少し不安が残るかもしれません。とはいえ、マザーファンドを純資産総額1兆円超のオルカンと共有しており、とりあえず心配はないと言えます。銀行の投資信託全てに共通しますが、証券会社の投資信託と違い投資者保護基金の対象外となります。投資信託は分別管理義務があり、運用会社、販売会社、信託銀行のいずれかが破綻しても、原則運用資産は問題なく保全されます。万が一証券会社が分別管理義務に違反していたとしても、1,000万円までは投資者保護基金で補償を受けられます。これに対し、銀行の投資信託は投資者保護基金の対象外となりますので、万が一銀行が分別管理義務に違反していた場合は保護対象とはなりません。
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