少額投資非課税制度(NISA)つみたて投資枠対象となっている大型投資信託の年間リターン上位に、時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドが1位から4位までを占めました。1位はeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)で、20.51%でした。日経電子版が上場投資信託(ETF)を除くつみたて投資枠対象ファンドで純資産総額上位15本の運用成績を比較し、報じました。報道によると、eMAXIS Slim 米国株式(スリムS&P500)は年間リターンが15.66%で10位にとどまりました。比較可能な2019年以降の年間リターンの推移を見ると、総じてスリムS&P500が優位でしたが、2025年は「オルカン」が約5ポイントの差をつけて逆転しました。記事にある通り、国・地域分散の効果が発揮されたといえそうです。
年によって変わりうる
詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。記事では、世界の株式市場では「米国一強」が長らく続いてきたが、その構図には変化の兆しがみえるとしています。米国の巨大テック10銘柄に集中投資する投資信託の2024年のリターンが70%を超えて首位だった一方で、2025年は16.64%で9位に順位を下げた事例も紹介しています。2025年は世界的な株高が続くなかで、欧州株式や新興国株式、日本かぶしきが軒並み米国株式のリターンを上回りました。オルカンの組み入れ銘柄は米国以外の株式が4割近くを占めています。近年は米国株式のリターンが他の国・地域に比べ総じて優位でした。いつまでも一つの国や地域がリターンを圧倒する状況は続かないです。でも、来年以降も米国株式以外の地域のリターンが相対的に高いのか、米国株式が強い時代に戻るのかは分かりません。たかだか1年のリターンぐらいで優劣なんて分かりませんし、年によって変わります。分からないからこそ、世界の市場平均通りに投資できるオルカンでいいんじゃないかと思います。

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